その革新的な音楽性と鮮烈なライブパフォーマンスで、今なお全世界に影響を与え続ける伝説的アーティストNine Inch Nails。

1994年にリリースされた、Nine Inch Nails最高傑作との呼び名も高いアルバム「The Downward Spiral（ザ・ダウンワード・スパイラル）」。ラッセル・ミルズがアートワークを担当した本作はビルボード初登場2位を獲得し、同年出演したウッドストック・フェスティバルにおける泥まみれのパフォーマンスは生中継され、全世界に衝撃を与えるとともにNine Inch Nailsの名を知らしめた。

本作のリリース30周年を祝して「Nine Inch Nails, The Downward Spiral - An Exhibition by Jonathan Rach（ナイン・インチ・ネイルズ ザ・ダウンワード・スパイラル - ジョナサン・ラック写真展）」が東京で緊急開催される。

「The Downward Spiral」を携えて行われたワールドツアー「Self Destruct Tour」に帯同したジョナサン・ラックが撮影した写真を展示する本写真展は、シドニー、メルボルン、ロンドンと大陸を巡って開催され、ファイナルとしてNine Inch Nailsとも縁の深い東京での開催が決定した。

Nine Inch Nailsとジョナサン・ラックからは東京展に寄せて下記のコメントが届いている。

Nine Inch Nails
「今回開催される写真展は、我々の友人であるジョナサンが1994年から1995年の『Self Destruct Tour』で撮影した素晴らしい写真に、30年という時間を経て、焦点をあてるまたとない機会になることでしょう。」

ジョナサン・ラック
「音楽史における歴史的な瞬間を偶然にも絶好のタイミングで捉えることができました。今回展示するものは、倉庫の奥から見つけたエモーショナルで力強く、当時の雰囲気を鮮明に物語っている『Self Destruct Tour』の頃の写真です。およそ30年という月日が経った今、日本で展示されることを光栄に感じています。」

ドキュメンタリー と長編映画の脚本家・監督であるジョナサン・ラックは、その過激すぎる内容のため日本では発売されなかったNine Inch Nailsの伝説的ドキュメンタリー作品「Closure」を監督。

今回の東京展では、ツアー中に撮影された写真45点以上に及ぶ貴重な写真に加えて、東京だけで見ることができる世界初公開の写真が展示。
さらに「Self Destruct Tour」ツアー外でジョナサンが撮影したNine Inch Nailsの写真、デヴィッド・ボウイやルー・リードなどのNine Inch Nailsと親交の深いアーティストの写真、さらに、2018年ロサンゼルスのハリウッド・パラディウム6夜連続公演の写真も展示される。
会場では一部写真が販売されるほか、ジョナサンのサインと東京限定シリアルナンバーが入った写真も限定販売予定。

東京展は11月22日(金)から開始、翌11月23日(土)にはジョナサンのトークセッションと、「The Downward Spiral」のリスニングパーティーも開催される。

時代を超えて人々に影響を与え続けるNine Inch Nailsとその伝説的名盤「The Downward Spiral」の30周年を彩る、この貴重な空間を是非体感してほしい。

 
開催情報

NINE INCH NAILS 
THE DOWNWARD SPIRAL
An Exhibition by Jonathan Rach
ジョナサン・ラック写真展

2024年11月22日(金) 〜 11月24日(日)
11:00 AM - 8:30 PM

Sai Gallery
東京都渋谷区神宮前 6-20-10
MIYASHITA PARK SOUTH 3F 30800

オープニングパーティー
2024年11月22日(金) 5:00 PM 〜 8:30 PM
 
ジョナサン・ラック トークセッション
2024年11月23日(土) 4:00 PM  

アルバムリスニングパーティー
2024年11月23日(土) 6:00 PM

 
主催
Behind The Gallery 
Facebook Event https://www.facebook.com/events/1086012309684524
Instagram https://www.instagram.com/behind_the_gallery/
X https://x.com/BTGallery_
ウェブサイト（日本語） https://www.behindthegallery.com.au/pages/nine-inch-nails-tokyo

 
プロフィール
ジョナサン・ラック: 
ステージデザインとして、ナイン・インチ・ネイルズのプロジェクトに参加。後年、その過激な内容から日本への輸出や日本盤の発売が実現しなかったドキュメンタリー『Closure』を監督。他にも、デヴィッド・ボウイ、ジェーンズ・アディクション、ア・パーフェクト・サークル、ルー・リード、レス・クレイプール、クリス・コーネル、ジャネット・ジャクソン、ロラパルーザ、ワープド・ツアー、オーディオスレイヴ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ニール・ヤング、アクセル・ローズなど、数々の著名アーティストやプロジェクトに携わる。

Behind The Gallery
ファインアートや音楽、ポップカルチャーに特化したオンラインギャラリー。新しい世代の写真家やアーティストを紹介するユニークな企画展を手がける。これまでに、ジョナサン・ラーチとナイン・インチ・ネイルズによる『The Downward Spiral』30周年記念展や、ザ・ストロークス、チャールズ・モリアーティのエイミー・ワインハウスコレクション、クリス・カッファロとパール・ジャムなどを企画。

ダニエル・メルロット
ロサンゼルスと東京を拠点に活動する映画監督 / 音楽プロデューサー / クリエイティブディレクター。アメリカでは、ジェーンズ・アディクションやクール・キース、プロデューサーのレッドワンといったアーティストやプロジェクトと共にプロジェクトを手がける。彼の楽曲は、マーベル映画『ブレイド3』やアメリカCNNのテレビ番組『アンソニー世界を駆ける』で使用され、また、ロラパルーザ、ワンダーフルーツ、コーチェラなどの世界的なフェスティバルでも使用されている。

また、K-POPグループとの多くのコラボレーションや日本のトップチャート入りを果たした作品も手がけ、音楽、映像、ファッションの要素を西洋とアジアの間で巧みに融合させたSFファンタジー短編映画『House of the Unholy』は、多くの話題を呼んだ。