Biography
本名はニコラス・ジーン・カーター(Nickolas Gene Carter)
1980年1月28日、米国ニューヨーク州ジェームズタウン生まれ。
父ロバートと母ジェーンのカーター夫妻の長男として生まれ、2番目の妹は歌手のレスリー・カーター。弟は歌手のアーロン・カーター。そして、アーロンの双子の姉エンジェル・カーターはモデルとして活躍という芸能一家に生まれ、1993年にブライアン、ケヴィン、ハウイー・D、A.J.とともにバックストリート・ボーイズを結成。
その翌年には米ジャイヴ・レコードと契約して、1995年にシングル「ゴーイン・オン」でデビュー。しかし、当初は本国アメリカよりもヨーロッパでの人気が先行し、1996年にリリースされたデビュー・アルバム『バックストリート・ボーイズ』もヨーロッパ各国で大ヒットを記録。その後、日本を含むアジア、そして北米にも人気が拡大し、1997年にリリースされた2作目の『バックストリーツ・バック』は全米だけで400万枚以上、全世界では1,300万枚以上を売り上げ、世界中で人気爆発。1999年にリリースされた3作目の『ミレニアム』からは、彼らの代表曲となる「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」(米6位 / 米アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位)の大ヒットが生まれ、アルバムそのものも初の全米NO.1に輝く大ヒットを記録。この『ミレニアム』は、全米だけで1,300万枚以上、日本でも150万枚以上を売り上げ、全世界では3,500万枚以上を売りつくする大ベストセラーを記録。2000年にリリースされた4枚目の『ブラック&ブルー』では2作連続で全米チャートNO.1を記録し、これも全米だけで800万枚以上、日本でも2作連続にして100万枚以上を売り上げる大ヒット。このアルバム発売時には100時間で世界6大陸を回る大規模なプロモーション・ツアーを行い、日本にも専用ジェットで来日して、大きな反響を呼びました。
2001年には初のグレイテスト・ヒッツ・アルバム『グレイテスト・ヒッツ-チャプター・ワン』をリリース。これも日本では150万枚以上のセールスを記録し、その発売に合わせて2001年11月に実現した初の来日公演は、東京ドーム3公演、ナゴヤドーム、大阪ドームという3大ドーム5公演という規模で行われ、合計23万5千枚のチケットが即日完売するという熱狂的な一大センセーションを巻き起こしています。
その後、ニックは、2002年10月に初のソロ・アルバム『ナウ・オア・エヴァー』をリリース。バックストリート・ボーイズの最年少メンバーでもあるニックが、他のメンバーに先駆けて、いち早くソロとしてのキャリアをスタートさせ、2003年2月にはソロとして初の来日公演が実現。その後もニックは、グループ活動と並行して、独自のソロ活動も積極的に行っています。2011年には9年ぶりのソロ2作目『アイム・テイキング・オフ』をリリース。同年11月にはソロとして2度目の来日公演も実現させています。
2013年にバックストリート・ボーイズのメンバーとしてアルバム『イン・ア・ワールド・ライク・ディス』を発表後、同年10月から11月にかけて全国7大都市11回公演という大規模な通算6度目の来日公演を大成功させたあとも、グループとしては世界ツアーを続け、その終了後の2014年にはニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのジョーダン・ナイトとのスペシャル・デュオ“ニック&ナイト”を結成し、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムを全世界でリリース(日本盤未発売)。そのニック&ナイトで、アルバムの発売に合わせて全米ツアーも行い、アメリカで一大旋風を巻き起こしたニックは、2015年9月から11月にかけて全米で放映された大人気のテレビ番組、ダンスの勝ち抜きリアリティ・ショーともいうべき「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」にも出演して準優勝し、全米では再び大きな注目を集めました。その「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の出演に合わせて、北米では新曲11曲を2015年11月に配信先行発売して、世界的な注目を集めていましたが、正式にレコード会社を移籍して、本格的に通算3枚目のソロ・アルバム『オール・アメリカン』を完成させ、全世界に先駆けて2016年2月10日に日本先行発売。北米でも同年2月下旬に発売が予定されており、ニックはそのリリースに合わせて、2月24日の米国カリフォルニア州サクラメント公演を皮切りに、ソロでの全米ツアーをスタートさせます。