BIOGRAPHY

ニコラス・エドワーズ(Nicholas Edwards)


1992年7月31日、米国オレゴン州ヒルズボロに生まれ。大自然に囲まれて育つ。
父親がミュージシャン(ギタリスト)をしていた影響で、幼い頃から歌手になることを夢見ていたが、そんな彼の人生を変えたのが日本語だった。
13歳の時、外国語の授業で日本語を選択。夢中で勉強するうちに、英語と関連付けされていない日本語の持つ独自性や面白さに強く惹かれていった。
そして、人生を左右する初めてのターニングポイントが訪れたのは2006年14歳の時。
日本から迎え入れていた交換留学生(現在、声優でARGONAVISヴォーカルの伊藤昌弘)から偶然に聴いたコブクロの『蕾』との出会いがJ-POPの魅力にはまるきっかけになった。 
初来日は2008年15歳の夏。
3ヶ月間ホームステイし、日本の文化に大きな衝撃を受け、エンターテイナーとして「憧れのJPOPの国、日本で活躍したい」という夢を強く抱くようになる。
帰国後も、インターネットを通じてJPOPを聴き、夢を叶えるため、高校入学以降も日本語を猛勉強。
2010年日本語弁論大会で1位となり、有名大学からの勧誘を断り、憧れの日本に旅立ったのは、同年6月13日卒業式の翌日17歳の時。
翌2011年4月からは、来日からわずか1年という最速期間で日本語能力試験1級を見事取得し、同時通訳の資格を得る。
そして、第2の大きなターニングポイントとなったのが2011年6月。
「世界一日本の歌がうまい外国人」を決めるためハイレベルな戦いが毎回繰り広げられている日本テレビ系全国ネット「のどじまんTHEワールド!」(第1回)への出演。
端正な容姿と完璧すぎる日本語、他を寄せ付けない優れた歌唱力とパフォーマンスは、圧倒的な存在感を放ち3位を獲得。「世界一日本の歌がうまい“美しすぎる声とルックス“の外国人」 として話題となった。
同年10月「第2回」放送では、見事「優勝」を果たし一気に注目を集め、その後、現在にいたるまで他の出演者が誰も成し遂げていない前人未踏の『“15回連続出場”、“最多優勝記録 3回!”』という快挙を遂げ脚光を浴びることになる。
2012年には、あらゆる方面で活動の幅を広げる。
7月 TV東京『しまじろうのわお!』のテーマソング『ムシバのうた』歌唱出演、カードファイト!! ヴァンガード『正体はガイコクジン編』TV CF出演、12年8月銀河英雄伝説『撃墜王』にラインハルト役で初舞台、10月には外国人向けの狂言『YOKODO KYOUGEN』にて前口上を体験など幅広い分野での経験を積み成長を遂げた。
特筆すべきは2012年3月第4回沖縄国際映画祭出品作品(制作・日本テレビ/吉本興業)『ヒノマル♪ドリーム』に初映画初主演として抜擢される。まるでニコラス自身の夢をそのまま体現したような夢を追いかける若者を演じ、13年3月には劇場で期間限定公開され、初日のチケットは即時完売となった。
2013年3月『プライベートCD』としてJ-POPのカバー曲を含む初のインディー・ミニ・アルバム『n/f』(エフブンノエヌ)7月31日の21歳の誕生日にシングル『fが歌詞(うた)になる』でメジャーデビュー。
12月に恵比寿THE GARDEN HALLで行われたデビューコンサートは祖期日完売。
2014年10月にリリースした初のオリジナル・フルアルバム『HARDSPICE』から、自身の手掛けた作詞作曲作品を収録。日本語による自作詞を書き上げ、それを英語に翻訳し両言語で歌いミックスが異なる日本語盤と英語盤でダブル・リリース。ソングライターとしても大きな成長を遂げた。
現在、シングル2枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム4枚、DVD4枚をリリース。
コンサート、イベントでは、毎回「1度きりのステージだから」、と17歳の時初来日した時の思いを決して忘れることなく、まさに完全燃焼、全身全霊で取り組み、大盛況となっている。
難易度の高い楽曲を、音域の広い美声で情感込めて完璧かつ、ひたむきに歌い上げる姿には、通りすがりの観客も最後まで思わず足を止め聴き入ってしまい、会場全体をあっという間に埋め尽くしてしまう強烈なパワーがある。
デリケートな日本的詩情を好む彼は、美しい日本語で想いを常に発信し続け、イベント会場での一生懸命で真摯な対応はファンの心を鷲掴みにし、各地で熱心なファンが広がっている。
繊細な容姿と純粋な性格という所謂“王子様”的イメージでありながらも、実際は骨太で男らしい有言実行の努力家でもあるというそのギャップに魅了され全国に“ニック(Nyk)”ファン急上昇中!