天才チェリストNana、日本公演含む9都市を巡るアジア・ツアーの開催を発表。会見には約100人の報道陣が集まり、全世界リリースが決まった名曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」を披露。
2016年5月23日(月)、中国・北京のクンタイロイヤルホテルにて、天才チェリストNanaが6月からスタートする『トラベリング・アラウンド・ザ・ワールド』ツアー(アジア9都市、全9公演)の発表記者会見が開かれた。メディア関係者約100人が来場するなか、Nanaの16歳の誕生日となる6月15日(水)に台北公演からキックオフされるツアーであり、台湾3都市、中国5都市、ツアー最終日となる6月29日(水)に日本公演(東京・紀尾井ホール)が予定されていることが伝えられた。
さらに同会見ではアジア・ツアー情報の他に、デビュー・アルバム『Nana 15』がアジアでプラチナ・レコードを獲得し、日本盤のみのボーナス・トラックとして収録されていた「ラヴ・イズ・オーヴァー」が5月23日(月)にデジタル・シングルとしてグローバル・リリースされたことも発表された。
昨年11月にユニバーサル ミュージック中国と契約をしてからのNanaの軌跡をまとめたオープニング・ビデオが上演された後、舞台に登壇したNanaは「映像にとても興奮しただけではなく、自分のこれまでの功績を謙虚に受け止めながら、これからも頑張っていきたい」と述べた。また、この半年間で台湾の自宅で過ごしたのがたった6日間であったNanaのスケジュールを会見の司会者が“空中ブランコ”に例えたことに対して、「そこまで忙しいという自覚はなく、毎日をとても楽しんでいる」と答えるなど、既に大物の風格を感じさせる回答に場内を驚かせる場面も。
その後、プラチナ・レコード認定フレームを授与されたNanaは「応援してくれる人たちを決して裏切らないよう、これからも努力を重ね頑張ります」とコメントし、今回のコンサート・ツアーについて「リサイタルに足を運んでくれるお客様と会えるのをとても楽しみにしている」と語った。
最後にNanaはピアニストのティエンリン・チャンと共に名曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」を演奏し、この日の会見を終えた。
アジア全土から注目を集めるクラシック界の才媛、Nana。16歳になり、更なる進化を遂げるであろう彼女からますます目が離せない。
Nana デビュー・リサイタル 6月29日開催
場所:東京 紀尾井ホール
2016年6月29日 19:00開演(18:30開場)
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