復活シングル「あなたがいれば」がランキング急上昇
脳出血で倒れて以来10年ぶりに奇跡の復活を果たした内藤やす子(65)のシングル「あなたがいれば」(作詞・さくらちさと 作曲・前田克樹 編曲・佐藤和豊)がヒット中!レコチョクのデイリー歌謡曲/演歌ランキング7/5付で堂々の2位、アマゾンCD歌謡曲ランキング4位に急上昇!
新曲「あなたがいれば」は、壮絶な内藤やす子の人生の中で「大切なあなたがいるから生きて行ける」と歌い上げるバラード。誰もがパートナーと支え合っているからこそ生きて行けるのだという事をしみじみ感じさせてくれる名曲。
配信は6月8日にスタートし、6月29日にCDが発売になり、時間をかけて世の中にじわじわと浸透。
本人は「久しぶりの新曲なのでパンチのあるロック系の曲が提案されるのかと思っていたので、最初の曲の印象は、随分ほんわかしてるなという感じでした。歌いこむにつれ、今の自分の気持ちにピッタリだと感じるようになりました」と語る。「徹子の部屋」の出演については、「昔お世話になった黒柳徹子さんが、また暖かく迎えてくれたこと、こうしていろんな人に喜んでもらいながら歌の世界に戻れたこと、いろんな記憶と感謝がこみあげてきて、歌の途中で思わず泣いちゃいました。放送の後で買い物に出かけたら『番組観たよ!』と何人もの方々に声をかけていただいて、また歌の世界で仕事ができて本当に良かったと思いました」と語っています。
1975年のデビューシングル「弟よ」が大ヒット。その後「想い出ぼろぼろ」「六本木ララバイ」などヒット曲を出し続け1989年「第40回NHK紅白歌合戦」に初出場。深みのあるハスキーボイスと絶大な歌唱力、そして矢さぐれても見える不良性も備えた強烈なキャラクターで絶大な支持を得続けた内藤やす子。
しかし2006年5月28日、福島県内でのディナー・ショー中で脳出血にて倒れ救急搬送。失語症、右半身のマヒ、認識障害、記憶障害(夫の事以外覚えていない)などが発症。
再起不能と言われながらも、献身的な夫の介護、周囲の人たちの助け、そしてなにより自らの強い意志で見事復活を果たした様子は今年3月のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の放送でも記憶に新しい。
そして、その壮絶なライフストーリーの主題歌ともいえる「あなたがいれば」が、人々の気持ちを温めてくれそうです。