11月7日(木) 東京・オーチャードホール
三宅由佳莉が、世界最高峰の吹奏楽団「パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」(パリ・ギャルド)と共演した。
11月7日(木)東京・オーチャードホールにて開催されたコンサートに海上自衛隊東京音楽隊から、三宅由佳莉と太田紗和子(P)が参加し、「祈り~a prayer」1曲を同楽団と共に演奏。
パリ・ギャルドは、フランス共和国親衛隊の軍楽隊で、その起源は、1848年に創設された12名のファンファーレ隊にまでさかのぼる世界最高の名門吹奏楽団。
今回の共演は、東日本大震災復興に向けた応援歌である同曲に、復興を願うパリ・ギャルドの想いが重なり実現したもの。
第9代楽長/首席指揮者フランソワ・ブーランジェの指揮によって高度に統制された、80名の名手による一糸乱れぬアンサンブルが、オーチャード・ホールの1700名の観客を魅了。第一部が終了し、休憩を挟んだ第二部の冒頭で、三宅由佳莉と太田紗和子がステージに登場した。三宅由佳莉の歌声が、やさしく響く吹奏楽の演奏と共に会場を包み、演奏後には大きな拍手とブラボーの声が響いた。
終演後にマエストロ、フランソワ・ブーランジェは、
『彼女は非常に表現豊かだと思いました。オーケストラ全員が三宅さんとご一緒できて本当に楽しんだと思います。来年も来日するのでまたお会いしたいです。そして「祈り~a prayer」は本当に美しいメロディの曲ですね』
と三宅の歌声と楽曲を絶賛した。
三宅由佳莉はパリ・ギャルドとの共演について、
『彼らはサウンドがやさしくて伸びやかで、癒されるサウンドだったので、私もやさしい気持ちになりながら歌うことができたかな、と思います。彼らと同じ空気を吸いながら演奏できるという、本当に大変貴重な体験が出来たので光栄です。この曲(「祈り~a prayer」)が私をいろんなところにつれて行ってくれて、いろんな人に出会わせてくれているな、と思います。私自身この曲を通じて成長していっている気がします。』
と話した。
また今後共演したいアーティストを聞くと、
『是非ヘイリーさんとかサラ・ブライトマンさんとか、世界で活躍する歌手の皆様と一緒に「祈り~a prayer」が歌えたりしたら、嬉しいです』
と答えた。