ラグビー チャレンジカップ2013 日本代表×ニュージーランド代表(オール・ブラックス)戦
■日時 2013年11月2日(土)試合開始(14:00)前 13:50頃に歌唱
■場所 秩父宮ラグビー場
興奮に沸く満場の客で溢れかえる秩父宮。
13:50過ぎ、両国の選手がグラウンドに入場し、横一列に並ぶ。ニュージーランド国歌斉唱に続き、登場した三宅由佳莉は毅然とした歩みで選手の方へ進んだ。
この日は上下とも黒の歌唱制服で、黒の帽子という姿。
選手の手前でマイクの方に向き直り、選手を後ろに背負った形で「君が代」を歌い始めた。三宅のマイクを通した歌声が会場に響く中、日本代表選手たちの低い歌声が生で聞こえてくる。前回のクライマックス・シリーズでの歌唱時より、心なしか三宅の歌声は低く強く聞こえた。自身の歌唱の後、そのまま袖でニュージーランド選手の「ハカ」を見学し感激していた。
無事に歌唱を終え、やや紅潮した三宅由佳莉に感想を聴いた。
■本日の感想はどうですか?
『やっぱりラグビーというのはたくましい、勇ましいイメージがあるので、ラグビーの試合で皆さんの力になれるように、力が入るように、私も気合を入れて、戦いに挑むように、「君が代」を歌わせていただいたつもりです。力強さが出せたら良いな、と思ったのですがいかがだったでしょうか』
■緊張はしましたか?
『緊張はしたんですが、後ろから選手たちの「君が代」を歌う声が聞こえたので、それに合わせながら一緒に私も歌わせていただきました。たぶん音程は低かったんですけど。でも一緒に選手たちと「君が代」を歌うことが出来たので、すごく感激しました。』
■これから試合は見るのですか?
『これから見に行きます。是非勝っていただきたいんですが、良い試合を繰り広げていただけるように私もこれから精一杯応援してきたいと思います!』
その後、急いで日本のユニフォームに着替えると、嬉しそうに観客席へ向かっていった。