2013年8月28日開催:アルバム『祈り~未来への歌声』の発売記念ミニ・コンサート
8月28日、海上自衛隊東京音楽隊/三宅由佳莉のアルバム『祈り~未来への歌声』の発売記念ミニ・コンサートが東京の海上自衛隊東京音楽隊「奏楽堂」で行われました。
コンサートでは「アメイジング・グレイス」「夢やぶれて」「祈り〜 a prayer」「トゥモロー」の4曲を、抽選で招待されたファンと関係者の前で、約50名の音楽隊のメンバーと共に演奏。会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
23万人の自衛官で唯一の歌手採用と紹介された際には、
「現在まだ(自衛官の歌手は)ひとりだけ」
「(自衛官として)デスクワークも、歌の練習もしています」
などと自身の日常も紹介してくれました。
アルバムに収録されている「翼を下さい」に関しては、同期の自衛官と苦しい訓練を経験した際にこの曲を歌い、同期の隊員が涙を流したいうエピソードを披露。
「自衛官として歌うことは人のために歌うことだと気づかされた」と語っていました。
また、2011年の東日本大震災の後に同音楽隊長の河邉一彦2等海佐によって作詞作曲され、三宅が歌うアルバムのリードトラック「祈り 〜 a prayer」については、
「今までに出会った方の思いや勇気が詰まった曲だと思います。自衛官として歌を歌ってみなさんと歩いていけることが嬉しく、光栄に思います」と笑顔で語ってくれました。
(写真:森リョータ)