4月7日(火)から12日(日)まで東京辰巳国際水泳場で開催される第91回 日本選手権水泳競技大会。各種目で上位2位に入れば、今夏ロシアで開催される世界水泳の出場権を獲得できる、水泳選手にとってとても重要な大会。そんな中、4/7に行われた日本選手権の開始式に総勢30名の海上自衛隊東京音楽隊が登場、式に先駆けて手塚裕之音楽隊長の指揮の元、「東京オリンピック・マーチ」「ドレミのうた」「行進曲“軍艦”」の3曲の吹奏楽を演奏した。それに続いて17:00からの開始式の冒頭で、吹奏楽演奏をバックにソプラノ担当の三宅由佳莉が「国歌独唱」をした。三宅由佳莉は2013年10月の東京ドームでのクライマックスシリーズや、同年11月の秩父宮ラグビー場での日本代表対ニュージーランド代表戦などで、これまでも国歌独唱をしてきたが、海自・東京音楽隊の仲間たちとの国歌独唱は今回が初めて。東京音楽隊としても、自衛隊の式典以外でのプール・サイドでの演奏は今回が初めてだった。プールの水面を渡るように、三宅由佳莉の透き通った歌声が水面を越えて競技場に響き渡っていき、場内の選手や関係者、観客たちをうっとりとさせた。

開始式の終了後に三宅由佳莉は
「いままでは自分一人だけの国歌独唱ばかりでしたが、今回は仲間たちが一緒にいたので歌っていて心強かったです！そうそう、北島(康介）選手とすれ違ったんですよ」と嬉しそうに語り、かつてなくリラックスして国家を歌う事ができたようだ。

海上自衛隊東京音楽隊 三宅由佳莉は4月16日(木）テレビ東京「木曜8時のコンサート」に出演し、最新アルバム『希望～Songs for Tomorrow』から「旅立ちの日に」を歌唱する。

■「木曜8時のコンサート ～ 名曲！にっぽんの歌～」2時間スペシャル
放送日・時間：4月16日(木)19：58～21：48
HP：http://www.tv-tokyo.co.jp/official/meikyoku/
※テレビ東京ほか17局で放送。