内田光子が、イギリスの権威ある「ロイヤル・フィルハーモニック協会」から金メダルを授与されました!
ロイヤル・フィルハーモニック協会は、1813年に「ロンドン・フィルハーモニック協会」として設立され、ベートーヴェンに「交響曲第9番」の作曲を委嘱した歴史ある団体で、1912年に現在の名称に改称しました。
金メダルはベートーヴェン生誕100年の1870年に創設され、これまでブラームスやリヒャルト・シュトラウス、バーンスタイン、最近ではテノールのプラ
シド・ドミンゴ、ピアニストのブレンデル、指揮者のバレンボイムやアーノンクール、サイモン・ラトルなどが受賞している由緒ある賞です。
内田さんは1990年に同団体から、ロイヤル・フィルハーモニック・ソサイエティ・チャールズ・ハイドシェック特別賞も授与されています。
今回の受賞は、内田さんのこれまでのモーツァルトやシューベルト演奏の功績をたたえたもので、ロイヤル・フィルハーモニック協会は内田さんのことを「比類なき音楽家」と讃えています