ミック・ロンソン『ビサイド・ボウイ』6月8日発売!

2018.04.13 TOPICS

BESIDE BOWIE : THE MICK RONSON STORY
『ビサイド・ボウイ:ザ・ミック・ロンソン・ストーリー』ザ・サウンドトラック
未発表曲収録でCDおよび デジタル、アナログ盤とストア限定カラー・アナログ盤が発売

「ロックのデュオとして、僕たちはミック(・ジャガー)とキース(・リチャーズ)、アクセル(・ローズ)とスラッシュくらいだと思ってたよ。ジギー(・スターダスト)とミック(・ロンソン)はロックン・ロールの二元性を体現した存在だったんだ」
-デヴィッド・ボウイ

「ミック・ロンソン は唯一無二のサウンドを持ったギタリストだった。
1970年から1974年の間、彼はデヴィッド・ボウイの偉大なアルバム、『世界を売った男』、『ハンキー・ドリー』、『ジギー・スターダスト』、『アラジン・セイン』そして『ピンナップス』を支えた天才だった。彼はギターを弾いただけではなく、アレンジも手掛け、ボウイの音の世界を補完した」 
-ザ・ガーディアン紙

『ビサイド・ボウイ:ザ・ミック・ソンソン・ストーリー(Beside Bowie: The Mick Ronson Story, The Soundtrack)』が2018年6月8日にリリース決定。

このサウンドトラックは、ギターの天才のキャリア全てを振り返る初めての公式アルバム。ミック・ロンソンのソロ・レコードからの主要曲だけでなく、このコンピレーションにはデヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン、イアン・ハンター、クイーンそしてマイケル・チャップマンとの主要なコラボレーション作品が集められている。

アルバムにはまた、 デフ・レパードのジョー・エリオットによる「ディス・イズ・フォー・ユー」の未発表カヴァー・ヴァージョンとデヴィッド・ボウイのピアニストでバンドの同窓生であるマイク・ガーソン (デヴィッド・ボウイ、ナイン・インチ・ネイルズ、スマッシング・パンプキンズ)からのミック・ロンソンへのピアノ・トリビュートが含まれている。

サウンドトラックには様々なエッセイやライナーノーツも収録。

<商品情報>
『ビサイド・ボウイ:ザ・ミック・ロンソン・ストーリー』ザ・サウンドトラック

2018.06.08 release
UICY-15742
解説・英文ライナー翻訳付/歌詞・対訳付
SHM-CD仕様

<収録曲>
クイーン、イアン・ハンター、デヴィッド・ボウイ、ミック・ロンソン、ジョー・エリオット&フィル・コリン / すべての若き野郎ども(ライヴ) 
マイケル・チャップマン / ソウルフル・レディ
エルトン・ジョン / マッドマン
デヴィッド・ボウイ / 月世界の白昼夢
デヴィッド・ボウイ / 気のふれた男優
デヴィッド・ボウイ / 時間
イアン・ハンター / ワンス・ビトゥン・トゥワイス・シャイ
ミック・ロンソン / アイド・ギヴ・エニシング・トゥ・シー・ユー
ミック・ロンソン / ハード・ライフ
ミック・ロンソン / ミッドナイト・ラヴ
ミック・ロンソン / ライク・ア・ローリング・ストーン
ジョー・エリオット / ディス・イズ・フォー・ユー
クイーン、デヴィッド・ボウイ&ミック・ロンソン / ヒーロー(ライヴ)
マイク・ガーソン / ピアノ・トリビュート・トゥ・ミック・ロンソン (ボーナス・トラック)

12&14 – 未発表曲
01&02 – 1992年4月20日『ザ・フレディ・マーキュリー・トリビュート・コンサート』(ロンドン、ウエンブル-・スタジアム)より

 

<ドキュメンタリーについて>

『Beside Bowie: The Mick Ronson Story』のプロデューサー/ディレクター:ジョン・ブリュワー (B.Bキング『The Life of Riley』、ナット・キング・コール『Afraid of the Dark』、ジミ・ヘンドリックス『Guitar Hero』、『The Most Dangerous Band In The World』)は、制作にあたりデヴィッド・ボウイ・アンド・ザ・スパイダーズ・フロム・マーズの数々の名曲に直接多大な寄与をしながら、これまで見過ごされることが多かったロック・ヒーロー、ミック・ロンソンに関するあらゆる素材に未曽有のアクセス権を得た。

この映画では、 ルー・リード、モリッシー、イアン・ハンター、モット・ザ・フープル、ボブ・ディラン、ジョン・メレンキャンプなど数々のアーティストにギターとプロダクションを提供したミック・ロンソンが、そのダイナミックなサポート、寄与、そして共同作業を通してデヴィッド・ボウイの多彩なキャリアを発展させ、音楽の一時代を作り上げたことをつまびらかにしている。デヴィッド・ボウイのナレーションのほか、リック・ウェイクマン、ジョー・エリオット、ロジャー・テイラー、イアン・ハンター、アンジー・ボウイ など多くのアーティストたちのコメントを通し、『Beside Bowie: The Mick Ronson Story』は音楽業界において一時代を築き、プロダクションとギター・プレイの技術を通して多大な尊敬を集めた偉人に対するトリビュートとなっている。

イギリス北部の都市、ハル出身というところからもミック・ロンソンの地道で控えめな性格は裏打ちされている。ハル市の議会で働きながら熱心に腕を磨いてきた彼の才能のうわさがデヴィッド・ボウイに届くと、彼はすぐにミックと一緒にやることを選び、そこからロックの歴史が始まった。「世界を売った男」、『アラジン・セイン』、「ハンキー・ドリー」、「ジーン・ジニー」これらは全てミック・ロンソンのギターによって築かれた作品だ。1974年に彼は 「Cream」誌においてベスト・ギタリストの第2位に選ばれた(その時の3位はエリック・クラプトンだった)。

残念ながら、ロンソンはその豊かな才能に見合う称賛を得ることなく、映画で最後のコンサートでおじぎをしたように、1993年にこの世を去ってしまった。当時制作していたソロ・アルバムは後ほど完成されることになった。エンペラー・メディアは、特異な才能をもってロック音楽の礎石となり、その輝かしいキャリアの中で最も記憶に残る時代に、文字通り「ボウイのとなり」に立っていた彼の人生と仕事を徹底的に詳述しようとしている。

映画への出演、寄与した人たち-マイク・ガーソン、メアリー・フィネガン、ボブ・ハリス、ジョン・ブリュワー、スージー・ロンソン、アンジー・ボウイ、ミック・ロンソン、ケヴィン・キャン、デヴィッド・ストップス、マギー・ロンソン、トニー・ヴィスコンティ、ダナ・ギレスピー、ジョー・エリオット、ローレンス・マイヤーズ、ミック・ロック、リック・ウェイクマン、チェリー・ヴァニラ、トニー・ザネッタ、デヴィッド・ボウイ、イアン・ハンター、ルー・リード、アール・スリック、ルル、グレン・マトロック、マーク・ネヴィン、ロジャー・テイラー

「Beside Bowie: The Mick Ronson Story」への賛辞

「この映像は驚くほど謙虚な巨匠にオマージュをささげるものであり、ここに登場する何人かのアーティストたちのアルバム(ルー・リードの『トランスフォーマー』を含めて)は彼がいなければ、ずっと寂しいものだっただろう」-ザ・ガーディアン紙

「ジョン・ブリュワーの新しいドキュメンタリーはデヴィッド・ボウイ と彼のギタリストだったミック・ロンソン (左側、ボウイと共に)との関係に深い考察を与えるものだ。ボブ・ディラン、ジョン・メレンキャンプそしてルー・リードとも、多くの仕事を果たしたロンソンを記念するものだ」-ザ・デイリー・メール紙

「“様子がよくわからなかったから、彼の左側に立って手元を見てたんだ”。そしてそこからミック・ロンソンはジギー・スターダスト&ザ・スパイダース・フロム・マーズが音楽シーンを席捲した輝かしい18か月間、デヴィッド・ボウイの左側に立ち続けた。このジョン・ブリュワーによる包括的なドキュメンタリーはロンソンのボウイの音楽とキャリアへの貢献を探索していくものだ(それは相当なものだった)」 – タイムズ紙