アメリカ音楽業界が手を組んだハリケーン被災者救済アルバムに参加
■アメリカ音楽業界が手を組んだハリケーン被災者救済アルバムに参加
アメリカの4大レーベルと全米レコード協会、Concord Music
Groupが手を組んで制作された、カリケーン・カトリーナとハリケーン・リタの被災者救済チャリティ・アルバム『Hurricane
Relief : Come Together
Now』が、11月中旬に全米リリースされる予定だと発表されました。この2枚組アルバムには全22曲が収録されるそうで、エルトン・ジョンが「アイム・
スティル・スタンディング」を、スティングが「バーボン・ストリートの月」を提供しています。
また、このアルバムには、アーティストから提供された曲以外にオールスター・ラインナップでの新曲も収録。まず、女優のSharon
StoneがソングライターのDenise Rich、Damon Sharpe、Mark Feistと共に書いた曲「Come
Together Now」には、ザ・ゲーム、マイア、JoJoが参加。他に、Celine Dion、Joss Stone、Ruben
Studdard、Wyclef Jean、Aaron Carter、Nick
Carterなど、約30アーティストが参加しました。
そして、Tim Blixsethが書いた曲「Heart Of
America」には、マイケル・マクドナルド、Wynonna、Eric
Benetが参加。彼らは、10月末に開催されるメジャー・リーグのワールド・シリーズ第3戦の試合前に、この曲のパフォーマンスを行なう予定になっています。
もう1曲、Eric Claptonの「Tears In
Heaven」のオールスター・カヴァーも収録。元々この曲は、昨年発生したスマトラ地震・津波被災者救済のために、Sharon
Osbourneが中心となってレコーディングされた曲で、メアリー・J.ブライジ、グウェン・ステファニーのほか、Velvet
Revolver、Rod Stewart、Ozzy & Kelly Osbourne、AerosmithのSteven
Tyler、Phil Collinsなどが参加しています。
なお、このアルバムの収益金は、米赤十字社など、複数のハリケーン救済基金に寄付される予定です。
2005/10/19更新