BIOGRAPHY
10代で頭角を現し、現在ではノルウェーのインプロヴィゼーション・シーンやモダン・クラシックのシーンで欠かせない存在のノルウェー人サックス奏者/コンポーザー。
1990年生まれ、トロンハイム出身で、家系はサミ族。最初の楽器はトランペットで、小学校のマーチングバンドで演奏していたが、12歳の時にサックスに転向した。オスロのノルウェー音楽アカデミーで学士号を取得し、ブルックリン音楽院で即興音楽を学ぶ。
これまで、シゼル・アンドレセン、クリスチャン・ヴァルムルー、 カーリン・クローグ、マリーナ・アブラモヴィッチ、トム・レイニー、ティム・バーン、ジム・ブラックなど様々なアーティストやミュージシャンとコラボレーションしている。
サックス奏者のパトリック・ブレイナー、ドラマーのマックス・ゴールドマンとAellaというトリオを組み、2012年に577レコードからセルフ・タイトルの作品をリリース。また、ノルウェーの大規模アンサンブルTorgの一員でもあり、ブッゲ・ヴェッセルトフトがプロデュースし2015年にJazzlandからリリースされた『Kost/Elak/Gnall』にも参加。2014年、MoldejazzでノルウェーのGeir Digernes Memorial賞を受賞。
オスロでのディノ・サルーシのコンサートで出会ったマンフレート・アイヒャーに、オスロのレインボウ・スタジオで働いていた彼女は、自分の音楽を録音したテープを持ち込み、ECMと契約。2014年に2ヶ月間、トリオと13人編成のオーケストラという2つの異なるアンサンブルで録音され、2015年にセルフ・タイトルのデビュー作をリリース。