『72シーズンズ』コメント

『72シーズンズ』についていただいたコメントをご紹介いたします。
(50音順)

<6月1日掲載>

TAKUMA(10-FEET)

1986年に亡くなった初期メンバーのベーシスト”クリフ・バートン”の死を乗り越え(初代ベーシストはロン・マクガヴニー)、ジェイソンの脱退、ロバートの加入、幾度かのメンバーチェンジを経て、またジェイムズはアルコール依存症を乗り越え、解散する事無く、そして音楽も落ち着く事無く攻め続けるメタリカ。
アンスラックス、スレイヤー、メガデスと共にBIG4と呼ばれたメタリカ。
今やBIG4では一強ではなかろうか?
日本では”ヘヴィ・メタル四天王”と呼ばれるメタリカは軸足のヘヴィ・メタルという音楽性を崩す事無く常に進化させ、オールドファンだけでなくいつの時代の若者にも支持を受けてきた。
ビートルズやオアシス、マイケル・ジャクソンの様に大衆にウケる音楽性では無く、どちらかと言うと異端なヘヴィ・メタルでその表現方法、ジャンルを変える事無くこの年齢まで世界に君臨し続ける。
他にこんな真似が出来るヘヴィなバンドが居るだろうか?
今の所私の中での答えはノーだ。これを持ってヘヴィ・メタルの唯一無二。現時点ではな。。今に見てろよメタリカ!なんつって。完全に憧れですよ。憧れ。
ジェイムズが居なけりゃ私はバンドやってませんから。

永野(お笑い芸人)

ニュー・アルバム『72シーズンズ』発売、そしてデビュー・アルバムから40周年おめでとうございます!
自分のYouTubeチャンネルで『セイント・アンガー』の魅力について語ったり『LOAD』以降のグルーヴが好きだったりと、そんな自分に今作の殺伐としたグルーヴはありがとうございますという言葉しか出ないです。
メタリカ!ありがとうございます!!

<5月1日掲載>

古田新太(俳優)

30年ほど前だ、その日我々劇団員は大阪城ホールに集結していた。
そう、メタリカのライブである。ブラック・アルバムの頃だ。
おいらたちはスタンド席だ、アリーナ席は満員、全員全身真っ黒の長髪、ボーズ頭のメタルキッズで埋め尽くされている。ライブが始まった途端、そいつらのヘドバンも始まった。
スゴイ!!全員ギターのリフとドラムのアタックが頭に入っているのだろう。ヘドバンと演奏がビタっと合っている。一糸乱れぬとはこのことだ。
誰もプレイをみちゃいない。恐怖を感じる感動を憶えた。
さて今回の『72シーズンズ』だ。一曲一曲は政則さんのライナーを読んでいただいて、オイラはアルバム一気聴きだ、全部メタリカ!どこをどう切ってもメタリカ!メタリカの金太郎飴状態!さあ日本のメタルキッズよ、ジャパニーズ一糸乱れぬヘドバンの準備はいいか。
ライブ行くぞー!来てくれー!72シーズンズ!!

BABYMETAL

『72シーズンズ』の発売、そしてデビューアルバムから40周年おめでとうございます。
今から10年前、メタリカさんのライブを初めて見た時、耳で聞くのではなく直接心を揺さぶるような音の体験をして、メタルの音楽が好きになりました。
このアルバムを聴いた時、自分の中に眠っている新しい感情の扉を次々と開けていくような感覚がしました。
メタリカの曲でありながら挑戦をする新たに挑んでいく姿。その背中をこれからも追いかけ続けたいです。

<4月25日掲載>

上原ひろみ(ピアニスト)

(c) Mari Amita

待ってたこの音圧! スカっとするキメの連続! 早くライブでヘドバンしたい。

佐藤究(作家)

(c) kiyoshi mori

人々が“大きな意見”の流れで分断されてゆくような現代にあって、メタリカは“人生最初の18年間(72シーズンズ)”という、誰にとっても微妙で繊細な空間を強烈無比なサウンドで表現してみせた。自分はいったい何者なのかを問うために。ロックの、メタルの名盤が常にそうだったように、これは世界規模のパーソナルなアルバムだ。世代を超えて闇を照らす稲妻ライトニングの輝きがここにある。

THE ALFEE 高見沢俊彦(ミュージシャン・小説家)

これだ! 1曲目から脳細胞が活性化され、刺激的なギターリフによって体中のメタル成分が暴れ出した。まさに王道!心のど真ん中を貫く重量感。その高揚感に思わず全身を委ねてしまう。メタリカの新作はデビュー40周年のアルバムに相応しい最高傑作になったと思う。『72 Seasons』で構築された独自の世界観は唯一無二!何度聴いても飽きのこないアルバムだ。

OUTRAGE 丹下 眞也(Dr)

119発!! 間違えてたらごめんなさいですが、ニュー・アルバムからラーズのシンバルチョークをカウントしてみました。
エアドラムで真似したくなるラーズの格好良いシンバルチョーク。
今回も炸裂しまくり。
METALLICA史上一番好きなシンバルチョークは「THE FOUR HORSEMEN」です!! 

中野信子(脳科学者)

待ち望んでいた心がそうさせるのか、はるか昔からマスターピースであり続けてきたかの如き新曲のラインナップ。
まさに永遠の光と呼ぶにふさわしい。