BIOGRAPHY

Mercedes Sosa メルセデス・ソーサ (ヴォーカル)




1935年7月9日アルゼンチン北部トゥクマン州に生まれる。幼い頃から民謡を好んで歌い、15歳でラジオ局主催のコンテストに優勝。30歳の頃アルゼンチン・フォルクローレ界の大イベント<ユスキン民謡祭>に出演し注目され、ブエノスアイレスに招かれて活動するようになる。68年に初のヨーロッパ公演を行ない「エディット・ピアフ以来の感動的な民衆歌手」と絶賛される。数々のアルバムをリリース、名実共にラテン・アメリカを代表する存在となり、アルゼンチンはもちろん、すべての中南米諸国、ヨーロッパ、アジアでも高い人気を誇った。万人の胸に響く親しみやすい歌声、軍事政権下のアルゼンチンで政府の抑圧を恐れず民衆の気持ちを歌う志の高さと気品で、「百年に一人の声」「南米民衆の心の代弁者」と呼ばれる。