マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』のオリジナ・サウンドトラックが配信開始!

2021.07.13 TOPICS

マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』のオリジナ・サウンドトラックが配信開始となった。劇中で流れるスコア(インストゥルメンタル)の作曲とプロデュースを務めたのは、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ザ・クラウン』の音楽を手掛けたことでも知られる作曲家ロアン・バルフェ。本作のサウンドトラックのエクゼクティブ・プロデューサー陣の中には、マーベル・スタジオのプロデューサー兼プレジデントであるケヴィン・ファイギも名前を連ねている。
 この映画は2年ぶりのマーベル・スタジオ映画公開作品となり、7月9日(金)より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセスにて大ヒット公開中である。

このオリジナル・サウンドトラックのレコード盤のライナーノーツ内で、バルフェのスコアについて、監督のケイト・ショートランドは次のようにコメントしている。「このスコアは時にもろく、ナターシャ(=ブラック・ウィドウ)の恐怖心やつながりへの憧れを体現しているの。(彼女と)地球との希薄な絆を表現しているとも言えるわね。だけど、それでいてとてもパワフルで、私は(音楽の)楽しさと壮大さに思わず体が震えてしまうほど。ロアンは私たちを壮大な旅に連れて行ってくれるの」

映画の劇中映像を最初に見た瞬間から、ナターシャというキャラクターを音楽を通して語り継ぐ必要があるとバルフェは感じていたいう。「彼女の物語のサウンドトラックを紹介したかった。僕は(ナターシャの出身地である)ロシアの民俗音楽をたくさん聴いたんだ。とっても特徴がある音を持っているからね。音楽はいつも彼女と共にある、過去の亡霊のようなものなんだ」
バルフェは、音楽の観点からナターシャを定義するのに役立つ民俗音楽(フォーク・ミュージック)をモチーフに作曲した。 「これらの曲のDNAとして、バラライカ、ドゥドゥク、ドンブラ、ハーディ・ガーディなどが含まれている。さらに、その土地に基づくこれらの楽器に加えて、女性の声も必要だと感じたんだ」とバルフェが語るように、ロシア語で歌う20人の女性合唱団も本作のサウンドトラックには参加している。「ロシア語は少し難しいか攻撃的に聞こえるときがあるけれど、でもそこには非常に魔法のような何かがある。美しく素朴なものなんだ」
こちらのサウンドトラックは、ギャビン・グリーナウェイの指揮のもと、118人のミュージシャンと、男性40人、女性20人のクラシックとゴスペルからなる60人の聖歌隊によって、アビイ・ロード・スタジオで録音。 バルフェは、「アビイ・ロードは、長年にわたってアベンジャーズ・ファミリーの音楽の本拠地となっている。映画『ブラック・ウィドウ』における彼女の物語の壮大さに匹敵するスタジオは世界に1つしかないし、さらにそんなアビイ・ロード・スタジオで収録された中でも史上最大級のオーケストラで録音するというのも本作に合っていると思う」と語った。

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