商品紹介
あの君 あの声 あの夢 あのすべて
いつだってそばにいた・・・
そっと癒してくれる、傷心ラブソング。
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“That”に込められた思い。“あの恋”と呼べる日に、人はあの恋から解放されるのか?
2011年に入り、1月、4月、そして今回と、連続でのリリース。アーティスト名をマリアというカタカナ表記からからMARIAと英字表記に変え、彼女は新しい世界を歌い始めた。そこには、彼女の決意があり、歌に対するどん欲な思いがある。
今回発売される「That Love」。
指示代名詞「That=あの」という言葉は、想像をどこまでも広げる最高にイカした言葉だ。歌詞のなかには、君、声、夢、街、朝、夜と多くの“あの”が出てくる。
そのすべてに、誰もが思い当たるものがあるだろう。しかし、想像される“あの”は様々だ。人の数だけある、あの君であり、あの声であり、あの夢、あの街、あの朝、あの夜。それらを、MARIAが代弁するように、ひとつの終結する恋愛の形を歌う。
そして、怖いくらい、“あの”は、時を経ても、人の心に住みつく。「あの恋」と呼べる日が来ても、人はあの恋に支配され、「あの恋」と呼べない今は、人はあの恋に縛られている。
終わりを告げた恋に翻弄される女性。人はいくつになっても、恋愛初心者だ。何度目の恋であっても、喜びを感じつつ、初めてのことに驚き、不安になる。それでも好きになった人を必死で愛する。
そして、予期せずそれが終わったとき、再び初めてのことに、我を失う。大人になったら、慣れるのではないかと思うけれど、恋愛には慣れなんてない。
そして、それくらいでなければ、本当の恋とは言えない。
そして、それと同じくらい、いくつになっても相手に求める感情も変わらない。
「なぜ?」と聞いてしまうのは、自分の勝手な思いだとしても、聞かずにはいられない。
「なぜ?」に答えられる、論理的な理由なんてないのに。
まだひとりでいるのか? すでに誰かといるのか?
それさえも分からないまま、彼女が追いかける君は、とても魅力的に描かれている。
恋が終わり、悲しみにくれても、相手を責めない。
それは、今年になって発売された楽曲から、読み取れるMARIAの成長だ。
カップリングは、「Daily Life with You」。MARIAが歌う、
何気ない日常の最高にHappyな日々。
人はきっとこんな時間が永遠に続くことを、いつも夢みている。
それが、とても難しいことであると知りながらも。
文:伊藤緑
いつだってそばにいた・・・
そっと癒してくれる、傷心ラブソング。
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“That”に込められた思い。“あの恋”と呼べる日に、人はあの恋から解放されるのか?
2011年に入り、1月、4月、そして今回と、連続でのリリース。アーティスト名をマリアというカタカナ表記からからMARIAと英字表記に変え、彼女は新しい世界を歌い始めた。そこには、彼女の決意があり、歌に対するどん欲な思いがある。
今回発売される「That Love」。
指示代名詞「That=あの」という言葉は、想像をどこまでも広げる最高にイカした言葉だ。歌詞のなかには、君、声、夢、街、朝、夜と多くの“あの”が出てくる。
そのすべてに、誰もが思い当たるものがあるだろう。しかし、想像される“あの”は様々だ。人の数だけある、あの君であり、あの声であり、あの夢、あの街、あの朝、あの夜。それらを、MARIAが代弁するように、ひとつの終結する恋愛の形を歌う。
そして、怖いくらい、“あの”は、時を経ても、人の心に住みつく。「あの恋」と呼べる日が来ても、人はあの恋に支配され、「あの恋」と呼べない今は、人はあの恋に縛られている。
終わりを告げた恋に翻弄される女性。人はいくつになっても、恋愛初心者だ。何度目の恋であっても、喜びを感じつつ、初めてのことに驚き、不安になる。それでも好きになった人を必死で愛する。
そして、予期せずそれが終わったとき、再び初めてのことに、我を失う。大人になったら、慣れるのではないかと思うけれど、恋愛には慣れなんてない。
そして、それくらいでなければ、本当の恋とは言えない。
そして、それと同じくらい、いくつになっても相手に求める感情も変わらない。
「なぜ?」と聞いてしまうのは、自分の勝手な思いだとしても、聞かずにはいられない。
「なぜ?」に答えられる、論理的な理由なんてないのに。
まだひとりでいるのか? すでに誰かといるのか?
それさえも分からないまま、彼女が追いかける君は、とても魅力的に描かれている。
恋が終わり、悲しみにくれても、相手を責めない。
それは、今年になって発売された楽曲から、読み取れるMARIAの成長だ。
カップリングは、「Daily Life with You」。MARIAが歌う、
何気ない日常の最高にHappyな日々。
人はきっとこんな時間が永遠に続くことを、いつも夢みている。
それが、とても難しいことであると知りながらも。
文:伊藤緑