全編オーケストラ仕様の結成50周年記念AL『Fifty』を今秋リリース!

2022.08.08 TOPICS

グラミー賞を計10回受賞しているボーカル・グループのレジェンド、マンハッタン・トランスファーが新スタジオ・アルバム『Fifty』をリリースすることをアナウンスしました。

結成50周年を記念して制作された新アルバム『Fifty』は、ドイツのケルン放送管弦楽団、グラミー受賞者のホルヘ・カランドレッリ、ヴィンス・メンドーザ、アマンダ・テイラーらとともにマンハッタン・トランスファーのヒット曲をオーケストラ仕様でレコーディングした作品。
名曲「Chanson D’Amour」「Twilight Zone / Twilight Tone」「The Man Who Sail Around His Soul」は、新たに編曲した新バージョンとなっています。
更に、ジョージ&アイラ・ガーシュウィン「The Man I Love」(グループ初録音)とビーチ・ボーイズ「God Only Knows」という不朽の名曲カバーも収録。

CDのブックレットには、共同創設者であるアラン・ポールによるライナーノーツが掲載されており、マンハッタン・トランスファーの比類なき業績について振り返っています。

 

マンハッタン・トランスファー『フィフティ』
The Manhattan Transfer / Fifty

レーベル: Craft Recordings
CD/LP発売日: 2022年10月21日 / 配信日: 9月23日
※日本盤の詳細は後日発表

https://found.ee/9QoCSk

1. Agua
Original version from the 1987 album Brasil
2. Artie Shaw’s The Man I Love
Song not previously released by the band
3. Paradise Within (Paradise Found)
Original version from the 2018 album The Junction
4. On A Little Street In Singapore
Original version was a single from 1978, from the album Pastiche
5. The Man Who Sailed Around His Soul
Original version from the 2018 album The Junction
6. Twilight Zone / Twilight Tone
Original version was a single from 1980, from the album Extensions
7. Blues For Harry Bosch
Original version from the 2018 album The Junction
8. Chanson D’Amour
Original version was a single from 1977, which reached #1 in the UK; from the album Coming Out
9. What Goes Around Comes Around
Original version from the 1991 album The Offbeat of Avenues
10. God Only Knows
The Beach Boys cover. Originally on the 1995 album Tonin’

 


コロナによるロックダウン中に複数の地域でレコーディングされた新アルバムは、2020年1月にマンハッタン・トランスファーがケルン放送管弦楽団とケルンでコンサートを行った後にインスピレーションを得て制作された作品。バンドの共同創設者、アラン・ポールは「グループとシンフォニーのコラボレーションは、とても爽快で楽しい体験だったので、みんなでレコーディングをやったら素晴らしいだろうと思った。」と振り返っています。

しかし、パンデミックによって各国間の往来が停止されると、事態は少し複雑になりました。ヴォーカル・プロデューサーのデイヴ・トーマス(テイク6)の指導のもと、リズム・セクションは米ニュージャージーとマンハッタンで録音し、交響楽団は西部ドイツ放送のスタジオで各パートを分離して作業するなど、段階的に録音を完成させました。

アルバムの選曲について、アラン・ポールは「50年にわたる我々の音楽の重要な変遷を表すような曲を選びたかった。かなり手ごわい仕事だった。僕らが興味を持ったのは、グループの歴史の中で重要な瞬間を表すような曲や、必ずしもヒット曲ではないけれど、僕らが本当に好きな曲を選ぶことだったんだ。また、これはコラボレーションなので、シンフォニーにインスピレーションを与え、うまく機能するような曲を選ぶことも重要な事でした」と語っています。その結果、現代音楽界で最も偉大なヴォーカル・グループの50周年をを称えるにふさわしい、刺激的な作品に仕上がりました。

「私たちの50周年記念とファイナル・ワールド・ツアーを始めるにあたり、皆さんが私たちの音楽の旅にもたらしたすべての喜びに謝意を表したいと思います。お会いできるのを楽しみにしています。」