majikoによる『COLOR』全曲解説を公開!
<全曲解説:majikoによるセルフライナー・トーク>
M 1. 狂おしいほど僕には美しい / Music:Michael Kaneko Lyrics:Hiro-a-key Arrangement:Michael Kaneko
「Michael Kanekoさんが私のワンマン・ライブを観にきてくれて。ありがたいことに“なるほど”って思ってくれたみたいで。最初のデモ段階からカッコよかったんですよ。サビで爆発する感じで、歌っていて楽しい曲でした。ライブ向きな曲ですよね。歌詞は、私の世界観に寄せてくれたなって感激でした。得意分野です。後半、畳み掛けていくところなど気に入っています。レコーディングはMichael Kanekoさんと一緒に、いろいろ話し合いながら歌入れしました。」
M 2. ミミズ / Music & Lyrics:majiko Arrangement:majiko,木下哲
「2017年に出した『ノクチルカの夜』という曲が、自分の歌詞パターンでいうところの気づきとなりました。こういうタイプな曲だとスラスラ書けるんです。でも、自己満足じゃいけないから、これを聴いてみんなが“そうだ!”って気づきがあるような歌詞にしたくて。それこそ“それでも生きてきたんだ”って、今の今まで生きてきたことをまずは褒めるべきというか。わかってもらうことでホッとするというか。そういうことをちゃんと伝えたかった曲ですね。」
M 3. Scratch the world feat. GAGLE / Music:DJ Mitsu the Beats、majiko Lyrics:HUNGER、majiko、Arrangement:DJ Mitsu the Beats
「跳ねるビートの曲も実は大好きで。今回、ラップにも挑戦しました。ラップは、Aメロをすごい頑張ったんですけど、その時に“モグラ”って言葉が目に入って、自分ごととしてスラスラって繋がった感じでした。どの曲よりも『COLOR』の世界観を最もあらわしている曲だと思っています。GAGLEさんとのコラボは、ディレクターからの提案でした。ありがたいことに発見がとても多かったです。ラップ難しかったし(苦笑)。でも、楽しかったですね。」
M 4. Don’t You Worry ‘Bout A Thing / Music & Lyrics:Stevie Wonder
「スティーヴィー・ワンダーの1973年のアルバム『インナーヴィジョンズ』収録曲であり、シングル曲のカバーですね。邦題は『くよくよするなよ!』。タイトルにも表れていますが歌詞の世界観も好きな曲で、カバーを入れることになって思い立ちました。カバー曲は好きですね。“この曲が大好き”っていう感情をちゃんと込めたいなって歌いました。」
M 5. HUSH / Music & Lyrics:Joe South
「クーラ・シェイカー大好きで。もともとディープ・パープルもカバーしていた曲なんですよね。今回のジャケットも、クーラ・シェイカーのアルバム『K2.0』のジャケットを手がけた、ロンドンを拠点に活躍するケイト・ベイリーによる描き下ろし作品なんです。昔から好きな曲で、学生時代にカバーしたこともありますね。思い入れが強い曲なんです。ふふ(笑)。」