ジャンヌ・ダルクに影響を受けた、強いメッセージを伝えるビデオが公開
6月14日に発売されるマドンナのニュー・アルバム『マダムX』から5曲目にして最後の先行トラックとなる「ダーク・バレエ」が6月7日にリリースされ、このミュージック・ビデオも公開されました。
ミルウェイズがプロデュースした革新的な曲で、エマニュエル・アジェイがディレクターを務めたミュージック・ビデオには、クィア・ヒップホップを代表するアーティスト、ミッキー・ブランコが出演しています。
「ダーク・バレエ」は、ジャンヌ・ダルクのストーリーにインスパイアされているとマドンナは言います。「イギリス人と戦って勝利したにもかかわらず、フランス人は喜んではいなかった。彼らはそれでも彼女(ジャンヌ・ダルク)を批判した。彼らは彼女のことを男だと言い、レズビアンだと言い張り、魔女だとも言い、そして最後には火刑に処した。それでも彼女は何も恐れなかった。すごいことだと思う」
迫力と説得力のあるミュージック・ビデオでは、ミッキー・ブランコがジャンヌ・ダルクを演じ、今世界が踊っているといえるダンス、ダーク・バレエとはどんなストーリーかを伝えています。
ビデオは、ミッキーの重要なメッセージで締めくくられています。「私はブラック、クィア、HIV陽性者として生きていた。でも、どんな侵害が襲い掛かろうと、自分の中にある希望に勝ったものはない」