商品紹介
■1930年に録音された「The Peanut Vendor」から、1968年に録音され、彼のキャリアの中で最も成功した曲である「What a Wonderful World」まで、トランペッターでありヴォーカリストでもあるサッチモの50年にわたるキャリアに関連した音楽を独創的に再構築し、新しいアレンジと新しい演奏でお届けする。スペシャル・ゲストとして、ウィントン・マルサリスとコモンも参加!
■共同プロデューサーのワイクリフ・ゴードンは、「メンバーの中で唯一ニューオリンズ出身ではないが、もしサッチモが生きていたら演奏していたかもしれない方法で演奏したいと思いました。ゴスペルやブルース、伝統的なブラスバンドのサウンド、ポピュラー音楽やラップに影響を受けた曲を盛り込むことで、どうやってこれを実現するか、みんなでアイデアを出し合いました」。とコメント。
■このプロジェクトは、ルイと妻のルシールが1969年に設立したニューヨークの組織の50周年を記念して、LAEFのエグゼクティブ・ディレクターであるジャッキー・ハリスの推薦により、ルイ・アームストロング教育財団によって2018年に発案されたもの。
■ニコラス・ペイトンは、ゴードン、ドラマーのハーリン・ライリー、ベーシストのレジナルド・ヴィールの鬼気迫るヴォーカルに乗せて、パーティのようにスウィングする「Strutting with Some Barbeque」、叙情的でブルージーな「A Kiss to Dream On」、遊び心のある「I'll Be Glad When You're Dead」など、自身のアレンジも含めて、感情豊かでスリリングなトランペットの魅力的なソロを披露し、7曲のアレンジを担当。また、人種意識や偏見をテーマにしたファッツ・ウォーラーの「ブラック・アンド・ブルー」を、ペイトンが現代風にアレンジしてリード・ヴォーカルをとり、最初は荒々しく必死に歌っていたが、ベースとドラムがR&B風のグルーヴ感を出していく。曲の中でコモンは、“Went through black and blue for the bright day”、“My school of thought is black openness/To define and redefine what the culture is.”など、テーマに沿ったラップ詩を披露している。
■また、ゴードンがライリーと一緒に歌う「Up a Lazy River」、ヴィールが歌うゴスペル讃美歌「Just a Closer Walk with Thee」、ピアニストのダベル・クロフォードが歌うホーギー・カーマイケルの「Rockin' Chair」、ライリーがパーカッションを効かせてお祭り騒ぎのように歌う「The Peanut Vendor」では、ライリーが耳障りな声で歌い、マルサリスが長いソロで参加しているなど、様々なアレンジが施されている。
■「ルイ・アームストロングの歌、演奏、そして彼の解釈は、時代を超えて人間の基本を照らし出しています」とマルサリスは言う。「彼の優雅さ、雄弁さ、知性、そして自然さは、今でも私たちに演奏の仕方や演奏することの意味を教えてくれます。世界中で愛されている彼は、アメリカの良さを体現していました。この困難な時代に、彼の音楽と記憶は、私たちが立ち上がり、アーティストとして、市民として、そして人間として、最高の状態になるための完璧なインスピレーションとなります」。
■他にもAshlin Parker(tp), Wendell Brunious(Tp), Roderick Paulin(ts), Courtney Bryan(p), Don Vappie(banjo), Niki Haris(vo), Menia Chester(vo), Derwin “Big D” Perkins(g)などが参加。
曲目
[C D]
1
When It's Sleepy Time Down South
2
The Peanut Vendor
3
Struttin’ With Some Barbeque
4
Up A Lazy River
5
I'll Be Glad When You're Dead
6
Rockin' Chair
7
St. Louis Blues
8
A Kiss To Build A Dream On
9
Swing That Music
10
Black And Blue
11
Just A Closer Walk With Thee
12
What A Wonderful World
13
Philosophy of Life