NYのテロの犠牲者、救済活動にあたっている人々に新作『V』から「オーヴァーカム」を捧げる。
先週水曜日、アメリカ同時多発テロ直後、ライヴは新作『V(ファイヴ)』に収録されている
「オーヴァーカム」(13曲目)をニューヨークとワシントンで亡くなった方々への追悼、そして
救済にあたっている方々を励ます為に彼らのホームページでフリー・ダウンロード出来るよう にしました。
世界中のラジオ局はこのメッセージに直ちに反応し、「オーヴァーカム」を流し始めました。
MCAもユニバーサルも全く知らないところで起きていた出来事でした。この楽曲は一部の
ラジオ局ではニュースのBGMとしても使用されています。この楽曲が流れた後は電話が
鳴り止まない状態となり、この現象はヨーロッパ、オーストラリア、サウス・アフリカ、カナダ、
もちろんアメリカ本土でも起っています。
「オーヴァーカム」を聴いた独立系のインタネット・カンパニーは惨劇を伝える映像のBGMに
使用することを決めました。このビデオはVH-1によってピック・アップされ、週末にかけて31回
オン・エアされました。結果、最も多くオン・エアされたビデオになりました。
「オーヴァーカム」はライヴのヴォーカリストでフロントマンのエド・コワルチックのメッセージと共に
正式にラジオ局、他メディアに配布されました。エドの力強いメッセージは以下の通りです。 “テロリスト達は死ぬことを恐れないと言っている。
私達、アメリカ人は生きることを恐れないということを今直ぐ世界に示す必要がある。”
MCAでは、この曲をチャリティーの為、コマーシャル・リリースすることも考えています。