BIOGRAPHY

リトル・イメージ / little image


ボーカル/ギターのジャクソン・シモンズ、ベース/シンセサイザーのブランドン・ウォルターズ、ドラムのトロイ・ブルーナーから成るリトル・イメージは、アンダーグラウンド・インディー・ロックに夢中になっていた10代のネット友達グループから、この8年で今のような結びつきの強いグループへと変身を遂げた。このコロナ禍で多くの若いアーティストがキャリアを頓挫させられたが、リトル・イメージは内省と新たな創造に上手く時間を使うことに成功した。そのおかげで、ギター、ベース、ドラムという基本的なテンプレートを超えて、ポップ・ロック・ソングを作るためのさまざまな方法を模索することができ、初期のシングル「WORTH IT」「EGO」がリリースに至ったのである。彼らの創造性の爆発は単なる想像では終わらず、実際のアルバム作成にもつながった。このアルバムは曲順にも意味が込められており、自信喪失、自己反省、そして最終的には自己愛というストーリーを語っている。M83風のインディー・ダンス・ナンバー「LUNGS BURN」で幕を開けるこのアルバムは、宝石の中でもひときわ輝いて見えるダイヤモンドのような作品だ。 「LUNGS BURN」という曲は、テクノロジーや自己イメージへのこだわりがいかに有害であるかを歌っている。人々が集まって、そういったものを抜きにして何かリアルなことを経験し、自分よりも大きなものを心から感じようという叫びなのである。リトル・イメージは、彼らの曲を通して世界中の人々とつながることを望んでいる。