BIOGRAPHY
THE LIKE
ザ・ライクは2001年にロサンゼルスにて結成された。当時まだベースを始めたばかりのシャーロット・フルームと学校のガールズ・バンドでドラムを叩いていたテネシー・トーマスがZ・バーグと出会い、彼女の声と曲こそが自分たちの探していたものだと気づいたのが結成のきっかけである。
彼女たちの人気や話題は瞬く間に地元で高まっていき、15歳2名と16歳が1人というメンバーの若さにも関わらずしっかりとした演奏や曲を備えていたことは大いにオーディエンスを驚かせた。
その後3年間、バンドは自分たちのショウやサイトで売るために自主的に3枚のEP “i like the like” , “and
the like” , “like it or not”
をリリース。すぐにファン・ベースが出来ていき、また世界中のプレスも彼女達の存在を徐々に知るようになっていった。2004年にメンバーが高校を卒業すると、バンドはゲフィンと契約を結び、Phantom
PlanetとMaroon 5とのツアーを行った。
ザ・ライクは本作「ザ・ライク (原題:”Are You Thinking What I’m
Thinking?”)」のレコーディングを2005年頭にロサンゼルスで実施。プロデューサーにはPrince and the
Revolutionのオリジナル・メンバーでもあるWendy Melvoin、共同プロデューサーにはBlonde Redhead,
Bikini Kill, Deathcab for Cutieらを手掛けたJohn
Goodmansonを迎えている。さらにロンドンで行われたミキシングを担当したのはJesus and Mary Chain,
Elastica, My Bloody Valentineといった、メンバー全員が大好きなバンドを手掛けて来たAlan
Moulder。
ザ・ライクはガールズ・バンド、ティーンエイジャー、LA出身といったありがちなレッテルをやすやすと越えてしまった。彼女達はただ純粋に美しい音楽を鳴らし、独自の個性を備えている。