「メガトン級ムサシ」オリジナルサウンドトラック 全曲ライナーノーツ公開!!

2022.12.16 TOPICS

OST「メガトン級ムサシ Season1+」収録楽曲のライナーノーツ(解説)

 

1. MUSASHI
歌:ずま(虹色侍)
作詞:日野 晃博 作曲:西浦 智仁 編曲:近藤 嶺/オダクラユウ

歌詞先行で制作した楽曲です。言葉数が多くやや変則的な歌詞だったので1分半という尺にうまく収めるのに苦労しました。洗練されたカッコ良さはないけれど、変則的な部分を活かしたクセのあるカッコ良さになるよう意識して制作しました。

 

2. METAL SAMURAI
歌:小林マナ
作詞:日野 晃博 作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

「曲の始まりとその後でギャップを付けたい」というオーダーのもと制作した楽曲です。
本当ならAメロBメロの勢いを止めずにサビを熱く盛り上げたいところですが、大和の性格からしてもそれは違うかなと思い少しダウナーな雰囲気を持たせたサビにしました。

 

3. タイトル
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

登場人物たちの静かに燃える闘志を、少しずつ盛り上がっていく曲調や、後押しするように歓声のようなコーラスで表現しました。
また、本作では「ムサシ」を「634」という数字に置き換えて、曲作りに盛り込んでいます。この曲だと、ギターのメロの後に聴こえるリズムを数えると、音の数が「6・3・4」になっているのがわかるのではないでしょうか?他にもいろんな曲で使われているので、ぜひ探してみてください!

 

4. アバンタイトル
作曲:西郷 憲一郎 編曲:砂川 翔也

荒廃した、一旦は滅びた地球を、アカペラの合唱で表現してみました。ブルガリアの合唱のイメージからアイデアがスタートしています。ムサシの荒々しい世界観に美しい合唱の音色が不思議と、、、合う!!

 

5. 次回予告 -ロングバージョン-
作曲:砂川 翔也   編曲:砂川 翔也

アバンタイトルとセットになるようコーラスを中心に作りました。回を重ねるごとにスケールが大きくなっていくので、展開に期待を持たせるような作りを意識しています。ムサシの世界観を表現したお気に入りの一曲です。

 

6. 次回予告
作曲:砂川 翔也   編曲:砂川 翔也

アニメで毎回流れる曲です。実は次回予告のロングバージョンを作った後、尺の都合でこちらが使われるようになりました。

 

7. 出会いのワルツ
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

今作の重要な曲!としてオーダーがあった楽曲です。この曲をバックにそれぞれのキャラクターの背景が語られたりするので、印象的に、神秘的に聞こえるように仕上げました。

 

8. 赤城町体操
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

大和たちの暮らす「赤城町」でかかっているラジオ体操の曲です。作品内では、平和で日常的なこの曲に合わせて体操する住人たちの不自然な笑顔が、赤城町という町の違和感を持たせるシーンになっています。出番は一度だけで、最初の部分しか使われてませんが、曲はちゃんと最後の「深呼吸~」のところまで作られています。

 

9. 前進
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

ムサシの音楽として「アガる」曲として制作当初からオーダーのあった楽曲です。この曲はオーケストラっぽい雰囲気で、ぐいぐい進む曲として制作してみました。

 

10. 出撃
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

味方のローグ達が緊張感を高めていき、次々と出撃するかっこよさが出るよう、音楽も最初は落ち着いた緊張感からスタートし、だんだんと壮大に盛り上がる展開になっています。

 

11. フラッシュバック
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

大和たちが、過去の記憶で苦しむ際に流れる曲です。「キーン!」と頭痛がして、逆再生のように記憶がよみがえるような音をイメージしました。何度も聞いてると、ホントに頭痛がする気がしてきます。

 

12. 精神世界
作曲:砂川 翔也   編曲:砂川 翔也

深層心理をイメージして、スピリチュアルや深海をイメージした音色で作られています。

 

13. 荒くれ者のテーマ
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

本当の悪者、というより、街の不良が現れた!ようなイメージで作りました。ちょっと愛嬌もあるような?

 

14.ケンカロック
歌:Marben C. Pino 
作詞:Marben C. Pino 作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

大和をみたときの印象から、不良少年でアンダーグラウンドな場所が似合いそうだなというイメージがあったため、それを元に普通の歌ものから外れたストリート系の雰囲気を入れて作った曲です。

 

15. 星の海のラウドネス   
歌:星野あおい with スターフィールド(CV:悠木 碧)
作詞:日野 晃博   作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

”メガトン級ムサシの世界にいるバンドの曲はどれだけやかましいことだろう”というイメージから、土台となる”ドッッカドッカ”というリズムを作り、そこから曲を広げていきました。

 

16. 女王の間
作曲:西浦 智仁 編曲:西浦 智仁

根底にうごめく女王の怖さを歌声とシンセで表現しました。この曲がかかると女王が出てくるという印象づけの意味合いもあります。

 

17. 接近 -敵の大群-
作曲:砂川 翔也   編曲:砂川 翔也

遠くかすむ地平線から、だんだんと巨大な敵が近づいてくるシーンをイメージして、イントロで徐々に音が大きくなってくるような作りになっています。敵の得体のしれない感じを印象付けるために、変わった音色のシンセも使って味付けしています。

 

18. 日常の緊迫感
作曲:今泉 吾弥   編曲:今泉 吾弥

不穏な雰囲気のコードを使い、シェルター内で事件やトラブルが起こった際の緊迫感を表現しました。
終始鳴っているギターのリズムは「荒くれ者のテーマ」から持ってきています。

 

19. 哀愁
作曲:西浦 智仁   編曲:西浦 智仁

悲しい時や寂しい時にかかる曲です。語りが多めに入る事が想定されたので主張しすぎないよう強い強弱はつけませんでした。

 

20. 深い悲しみ   
作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

簡単には立ち直れないような深い悲しみを表した楽曲です。
重たいピアノや非常にスローなテンポで重く深い悲壮感を表現しました。

 

21. 近づく危険
作曲:砂川 翔也   編曲:砂川 翔也           

一触即発のイメージで、背後から危険が迫ってくるようなシーンを想定した曲です。弦を一定のリズムで刻んだり音をぶつけたりすることで緊張感を煽るよう表現しました。

 

22. 明日菜の暗殺計画
作曲:砂川 翔也   編曲:砂川 翔也

明日菜が暗殺をしようとするもことごとく失敗していく…というギャグシーンがあり、その映像に合わせながら作った劇伴です。緊迫感のある出だしからだんだんズッコケていくような曲調に変化していきます。

 

23. かわいい作戦
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

登場人物たちが今の状況をのみ込めてない、謎の空気(?)をイメージして、異国のヘンな声を入れてみたり、腑抜けた感じの音色を使っています。全体的にシリアスな空気感の「ムサシ」に合うコミカル曲として、いろいろと試行錯誤しました。

 

24. 日常の躍動
作曲:西浦 智仁   編曲:西浦 智仁

街で起きる追跡シーンの曲として作りました。リズムやテンポから荒い息遣いを感じてもらえたらと思います。

 

25. 怪しい空気
作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

制作初期に、シェルター外の滅びたフィールドを表す曲として試作した楽曲です。
最終的には、アニメやゲーム内での怪しい場面で使える楽曲として完成させました。

 

26. 危険な躍動感
作曲:西浦 智仁 編曲:西浦 智仁

危険が差し迫っている時などの曲です。何か危険なことが起きそうな雰囲気をイメージして作りました。

 

27.スカイビルド
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

実は戦闘曲を想定して作っていた曲でしたが、アニメのスカイビルドのシーンに試しに入れたところ、セリフやSEのタイミングや、雰囲気がぴったりハマったため、スカイビルドの曲として採用されました。

 

28. チュートリアルバトル
作曲:西浦 智仁 編曲:西浦 智仁

ケンカロックのボーカルパートを加工して使っています。チュートリアルなので他の戦闘曲より少し軽めの楽曲に仕上げました。

 

29. バトル -赤い大地-
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

砂漠や火星のような大地をイメージして、中東の民族楽器や、熱気で蒸発しているような感じをシンセで入れたいという所から取り掛かりました。民族チックなボーカルが印象的な曲です。長い時間プレイするステージの曲ですので、展開を多めに入れています。

 

30. バトル -風の峡谷-
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

物語も中盤に差し掛かってきた頃、を想定して険しくなってきた感じを表現しました。またオーダーの段階で「風の峡谷」というワードがあったことから、風をイメージしたしたパンフルートを入れています。

 

31.バトル -山岳地帯-
作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

民族調の歌声や聞きなじみのない打楽器で敵の不気味さを表現しつつも、こちらにも勝機はあるという空気感を表現した楽曲です。

 

32. バトル -不利-
作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

敵の圧倒的な余裕感、相手をひるませるほどの不気味さをイメージして制作した楽曲です。
笑い声を入れてみたり、美しい歌声をカットアップしたりして気持ち悪さを表現しました。耳に残る曲になったと思います。

 

33. バトル -強敵-
作曲:西浦 智仁 編曲:砂川 翔也

こちらもケンカロックのボーカルパートを加工して制作しています。同じボーカルでの曲の違いも楽しんでいただけたらと思います。

 

34. バトル -優勢-
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

“この曲が聞こえてきたら勝てる!”という印象を持ってもらえるような”勝ち曲”をイメージして作りました。普段ゲームのBGMでは大きな転調をしないのですが、この曲では目立つ箇所に転調を入れてアゲ感を出しています。お気に入りの一曲です。

 

35. バトル -危機的状況-
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西浦 智仁

敵の大群が行進してくるようなマーチのリズムをベースに、チェロ、コントラバスのうねるような音型を使ってアレンジされています。

 

36. 恐るべき敵
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西浦 智仁

オーケストラの楽器をメインとして、巨大な敵に対峙するようなイメージで作りました。途中からは怪しい歌声も登場し、不気味な味付けにしました。

 

37. 壮大な戦い
作曲:砂川 翔也   編曲:砂川 翔也

ムサシが第一歩を踏み出す希望的なイメージと、ムサシの巨大さをスケール感のあるオーケストラで表現しました。

 

38. 乱戦
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎      

“狂気”な雰囲気を持たせた曲にしたいというオーダーの元、単体ではきれいに聞こえる、合唱、ピアノなどを使って荒々しいアレンジにしています。楽曲後半で聞こえるギターのメインフレーズや、そのあとのストリングスの「634」のリズムなど、スピーディに要素が展開するようにしています。

 

39. バトル -ダークナイト エンペラー-
作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

グリファースの心情に焦点を当て、煮えくり返るような怒りと憎しみ、勝ったところで望みは叶わないというやるせなさを表現した楽曲です。後半にはムサシのモチーフと女王の間のモチーフを交互に使い、板挟みな状態を表しています。

 

40. 勝利
作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

戦闘後のリザルトで流れる曲です。イントロにはムサシのモチーフを、その後のリズムには「634」のリズムを使用しています。

 

41. 作戦会議
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

今作では、オブリビオンベイでの作戦会議シーンや、パイロット同士のミーティングのシーンなどが多く入っています。作戦会議シーンで使われる曲は多くありますが、こちらの曲は、出撃前の曲として緊張感が高まってきますね。

 

42. 雄大な空
作曲:西郷 憲一郎 編曲:砂川 翔也

この曲は、もともと開発初期に制作したのですが、制作過程で作品の雰囲気が変わり、一度は使用をあきらめた曲でした。ゲームではミッションを選択する画面で流れる曲ですので、これから出撃する期待感を演出し、今のムサシに合わせたアレンジ曲として復活しました!

 

43. ローグハンガー
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

ゲームではカスタム中に流れているBGMです。長く聴くことになる曲ですので、展開を入れ過ぎないような作りにしました。音作りの方では、大きなローグハンガーの広さを表現するため、空間を意識した作りになっています。

 

44. ショップ
作曲:西浦 智仁 編曲:西浦 智仁

戦闘前の準備という意味でのショップ曲です。ショップなのでシンセ主体の淡々とした曲に仕上げました。

 

45. 安売りベンハーの歌
歌:xia-o 
作詞:日野 晃博 作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

とにかく安売り!この曲どこかで耳にしたことあるよね?といった雰囲気を表現しました。安いけど言葉遣いが汚い!

 

46. バトル -安売りベンハーの歌-
歌:xia-o 
作詞:日野 晃博 作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

安売りベンハーの歌を使って戦う際に流れる楽曲です。戦闘感を持たせつつもどこまで安売りベンハーの歌を表現しようかと試行錯誤した結果、このような楽曲になりました。

 

47. 奇妙な日常 
作曲:今泉 吾弥 編曲:砂川 翔也

日常に潜む違和感に気づいたときなどに流れる楽曲です。不穏にはしすぎず、なんとなくモヤモヤが残ることを意識し、あまり起伏のない曲にしました。

 

48. 遠い日の回想
作曲:西浦 智仁 編曲:西浦 智仁

感動や遠い日の記憶を思い出すようなシーンで使われる曲です。心の奥にある何かに触れられるような感覚をイメージしています。

 

49. 戦いの終わり
作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

ゆっくりとした弦やピアノ、ムサシらしいシンセの音で戦いの後の安堵感を表現した楽曲です。Bメロ部分ではムサシのモチーフを長調に変えて使用しています。

 

50. 躍動
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西浦 智仁

躍動感のあるシーンや、バトルなどで使われる楽曲です。まだ戦いの序盤でそれほど激化していないような雰囲気で作りました。

 

51. 隠された真実
作曲:西郷 憲一郎 編曲:今泉 吾弥

大和たちが初めて世界の真実を知る際に流れる、アバンタイトルのアレンジ曲です。
平和で穏やかな街を眺めながら、これらはすべて偽物なんだと知らされる、何とも言えない気持ちを表現しました。

 

52. 不穏な空気
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

ムサシの楽曲を作り始める最初の時期に作った曲ですので、ムサシらしさを変わった音色で表現できないか様々なことを試しました。ここで練った音色がムサシらしさに繋がっているのかも、と思います。

 

53. 喪失
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

悲しさや後悔が入り混じった感情を、ピアノと時々よぎってくるノイズのような音で表現しています。

 

54. 街の秘密
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

穴の開いた地球、隔離されたシェルター、そしてその記憶を消された町の住人たち。一見平和そうに見える分、不気味でいびつな街をイメージして作りました。

 

55. ムサシ現る
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

今作の音楽は”リズムをだいじに!”という指針で作っています。例えばこの曲は曲のいたるところで、冒頭から聞こえる「ダンダンダダダン」というリズムで押し通されています。また別の曲のリズムだけほかの曲に引用されていたり、「このシーンで、あの曲のリズムが!」なんて発見もあるかもしれません。

 

56. サブタイトル
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

「この世界は普通じゃない」という掴めない違和感を、浮遊感のある和音で作っています。

 

57. アイキルユーの歌
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

ゲームのイベント用に作られた楽曲です。イベント内でキャラが歌ってくれたり、特徴的なシーンとして使用されています。

 

58. ラッセーラの歌
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

こちらも同様に、ゲーム内のイベント曲として制作しています。バトルに疲れたら、ゲームのサブイベントで一息ついてもらえたらと思います。

 

59. 立ち上がる巨体
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

ムサシが第一歩を踏み出す希望的なイメージと、スケール感のあるオーケストラでムサシの巨大さを表現しました。

 

60. オブリビオンベイ
作曲:畑田 浩考 編曲:砂川 翔也

アレンジ前の段階でとても雰囲気やリズムがカッコよかった曲だったので、それをさらに増幅させるようなアレンジにしました。オブリビオンベイがある地下の雰囲気や電気系統っぽい音、徐々に盛り上がっていく曲調でとてもテンションが上がる曲です。

 

61. 出動の高ぶり
作曲:今泉 吾弥 編曲:砂川 翔也

制作初期にメガトン級ムサシの世界観を表現する曲として制作した楽曲です。出動というコンセプトも持った曲だったため、アニメやゲームでは出動前の緊張感あるシーンで使用されています。

 

62. ショック
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

物語後半になると、シリアスな展開になっていきます。ピアノの音をメインで使用していますが、意図的に汚して、荒々しい印象にしています。

 

63. 仲間の死
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

後半の音の重なりで、感情があふれ出すように作りました。

 

64. アーシェムの想い
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

主にアニメで使用されることが多い曲です。短い曲ですが、こうした音楽がちょっとした感情の動きなどを表現するのにとても大事で、大きな効果があると思います。

 

65. さらわれるアーシェム
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

後半部分にも「634」のリズムが使われています。アニメだと、前半、後半だけ使用したり、一つの楽曲を最大限に生かすために、パート分けされ、それぞれのシーンで曲の厚みを調整できるようにしています。

 

66. 希望へむかう
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

取り残されたアーシェムが、力強く希望へ歩き出す印象的なシーンでしたので、だんだん光が見えてくるようなイメージで曲を書きました。

 

67. 日常的な空気
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

日常の軽いノリをリズム主体の曲にすることで表現しています。比較的シリアスな場面が多いムサシでは、ギャグっぽくなりすぎないテンションの曲づくりが難しかったです。

 

68. 二人の過去
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

南さんと輝の、とある会話のシーン用に作られた曲です。アニメでは、南さんが「次回予告」をナレーションしているので、フレーズを聞いて南さんをイメージしてもらえるように、「次回予告」のピアノアレンジにしています。

 

69. 試される輝
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

輝の迷いとだんだん緊張していく様子を、上昇し続けるシンセパッドの音で表現してみました。

 

70. 復讐
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

ムサシはシリアスな曲調が多いのも特徴ですが、その中でも特に憎悪がこもっていくような、切迫した状況を表したホラーチックな色の曲です。

 

71. 哀傷
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

物語終盤、輝の感情が爆発するシーンのBGMで、12話まで一度もながれません。が、とても印象的で、大事なシーンで、音楽としてもインパクトが残る様に、輝の感情変化に寄り添って制作しました。

 

72. 恋
歌:小林マナ 
作詞:日野 晃博 作曲:浅田 優美 編曲:伊藤栄乃/オダクラユウ

アニメの非常に印象的なシーンで使用されるので、聞き覚えの多い方も多いかと思います。最初にこの曲をシーンに当てたとき、”歌”のもつパワーと、歌詞の内容がシーンにとてもあっていてウルッと来てしまいました。

 

73. ギガントキャノン
作曲:砂川 翔也 編曲:砂川 翔也

物語の終盤、超巨大な攻撃を準備するシーンの曲です。尋常じゃない攻撃を放つという印象を持たせるため、頭からパワーのあるボーカルを使ってインパクトを持たせています。

 

74. 希望
作曲:西郷 憲一郎 編曲:砂川 翔也

物語はまだこれからというイメージから、アバンタイトルをアレンジして制作しました。最後のピアノの一音が希望の一筋を表しています。

 

75. 奇跡の命
歌:小林マナ 
作詞:日野 晃博 作曲:今泉 吾弥 編曲:今泉 吾弥

アニメ13話のラストシーンに合わせて制作した楽曲です。主に輝の心情に焦点を当て、「歌詞は希望的だが、曲は切なく悲しげに始まり徐々に希望を持たせたい」というオーダーに沿って制作しました。

 

76. 滅亡世界のバラッド
歌:小林マナ 
作詞:日野 晃博 作曲:西浦 智仁 編曲:近藤 嶺/オダクラユウ

元々はオープニング別候補として作った曲ですが、エンディングにそのまま採用され新たな歌詞がつけられた曲です。徐々に盛り上がっていく疾走感のある曲に仕上げました。

 

以下5曲はSeason2より厳選して収録!

 

77. 英雄のうた
歌:松浦航大 
作詞:日野 晃博 作曲:浅田 優美 編曲:近藤 嶺

前作と比べ、少し現代風なイメージのする主題歌になっています。ムサシのアニメは、必ずOPがかかるというフォーマットが決まっているわけでもなく、本当に毎話ごとに臨機応変に始まり方が変わりますので、そのあたりも楽しんでいただきたいです。

 

78. アバンタイトル -X-
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

ムサシの続編として、前作からの世界観を引き継ぎつつ、新しい世界観も取り入れるような楽曲として制作しました。前作よりも民族的な印象を強くしましたが、これも不思議と世界観にマッチしたと思います。

 

79. バトル -大敵に挑む-
作曲:西郷 憲一郎 編曲:西郷 憲一郎

第二期のアニメシリーズを象徴する、メインのバトル楽曲として書いたものです。こちらの曲も民族色を強めてみました!途中のキメもあったり、躍動感ある曲になってます!アガる一曲に感じてもらえればうれしいです!

 

80. コズミックコール
作曲:西郷 憲一郎 作詞:日野 晃博 編曲:オダクラユウ

劇中で、人間同士のバトルシーンでかかる曲ですが、実は詩の内容がすごくドロドロしていてお気に入りです!意外と失恋に対しての凶暴な復讐、という内容になっているんですね。この曲を歌う星野さんは過去にどんなことがあったのか・・・

 

81. 迷える羊たちの挽歌
歌:小林マナ 
作詞:日野 晃博 作曲:浅田優美  編曲:オダクラユウ、伊藤栄乃

シーズン2のED曲は寂し気で、少し不思議で、大人な印象になっています。シーズン2でも特別な演出のEDが何度も出てきますので、そちらもお楽しみください!