「親と逢えるのがこれで最期なら、何を伝えるだろうか。」LANYが、メンバー全員の両親が登場する感動のビデオを公開
LANYが、先週リリースした最新シングル「if this is the last time」のミュージック・ビデオを公開しました。
「もしこれが最期なら」を意味する新曲「if this is the last time」は、自分が幼少期に母・父それぞれと、喧嘩をしたこと、過ちを犯した夜のこと、初めて自転車を乗れるようになった時のことなどの数々の想い出を、「あの時はごめんなさい、そしてありがとう」と振り返り、そして「もしこれが最期なら、昔いつもやってたことをまた一緒にしよう。よく行ってたあのショッピングセンターにまた一緒に行って、靴でも買ってさ。最期だからって泣きたくはないから」と歌う、子から親へ、たくさんの愛が詰まった、人間誰しもが共感できる歌詞になっています。
7月1日の「if this is the last time」のリリース直後から、ファンから「本当に素晴らしい歌詞!」、「泣ける…。」といった声が多数あがるなど、全世界が感動の渦に包まれていましたが、本日、同曲のミュージック・ビデオが公開され、その渦は更に拡がっています。
■LANY「if this is the last time」ミュージック・ビデオ:https://youtu.be/GPbG4mIgKAw
ミュージック・ビデオには、LANYのメンバー3人(ポール、レス、ジェイク)それぞれの両親が登場し、それぞれの親子間の絆と温かい愛が垣間見える、シンプルながらも美しい映像となっています。
YouTubeのコメント欄には、「最近は、“家族についてのポップ・ソング”というものが減っていたけど、こういう曲をみんな待っていたはず」、「LANYの3人それぞれの親の、息子への目線が温かくて、見てるこっちが泣ける…」、また、「ミュージック・ビデオを観て号泣したのは、これが生まれて初めて」といったコメントが多数寄せられています。更には、最近親を亡くしたファンが自身の親との思い出を語り合うなど、YouTubeで稀に見る、“ファンのための温かい居場所”と化している状況です。
LANYのフロントマンのポール・クラインは、この楽曲についてこう語っています。
「この曲は、2019年の終わり頃に作り始めたんだ。曲を書いたきっかけは、自分の両親がこの世からいなくなる日がいつか必ず来るという逃げようのない事実について考えた時に、自分の母に電話をかけることができるということは、一生は続くことがない、今だからできる幸せなことなんだなと気づいた。そして2020年になり、世界中でパンデミックが起き、今まで想像したことがなかった現実を突きつけられた時に、“この曲を完成させなきゃいけない”という気持ちが自分の中で固まったんだ。もしかしたら、世界中の人々の心がこの曲で少し救われるかもしれないと思ったから。」
LANYが5月に発表した第1弾先行シングル「good guys」と、両親への感謝を綴る第2弾先行シングル「if this is the last time」収録のニュー・アルバム『Mama’s Boy / ママズ・ボーイ』は、2020年内に発売予定(日にちは後日発表予定)。