レディー・ガガ、新曲を突如解禁。過激なそのビデオに込められたメッセージとは?
2015年9月 ニューヨーク州ニューヨーク ― ディレクター キャサリン・ハードウィック、オスカー賞7度ノミネート・グラミー賞受賞者である作曲家ダイアン・ウォーレン、6度のグラミー賞受賞者であるレディー・ガガがタッグの3者がタッグを組み、世界的に大絶賛されているドキュメンタリー「ザ・ハンティング・グラウンド」に繋がる、大学のキャンパスで多発している性的暴行に関する公共メッセージを発信した。ディレクションを行ったハードウィックは、ウォーレンとレディー・ガガが制作し、ガガが歌うドキュメンタリーのオリジナル・ソング「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」をフィーチャーした。今作でハードウィックは「トワイライト〜初恋〜」の主演を務めたニッキ-・リードと再び仕事をし、楽曲は9月18日(金)深夜から販売開始となる。動画はVEVOで視聴可能となり、音楽は全てのデジタル・プラットフォーム及びストリーミング・サービスで配信開始された。収益の一部は性的暴行を受けた被害者の保護団体へ寄付される。
「「ザ・ハンティング・グラウンド」を観た後、勇気を持ってその出来事を正直に話した被害者達に感銘を受けたわ。」ウォーレンは語る。「希望というメッセージと人に力を与える、この曲は私の心から送るトリビュートなの。いじめにあったり、愛する人を失くした事のある人だったり、この世界でただ1人だと感じている人だったら共鳴してくれるはず。」
レディー・ガガは以前からこの問題について声を挙げてきた。今年の初旬、ガガはアンドリュー・クオモ知事とニューヨーク州で性犯罪に関する法案を支持する記事を書いた。「若い世代のためにも私達には性犯罪と戦う責任がある。法律を作る立場の者も、教育者も、ボーン・ディス・ウェイ財団のメンバーの様な擁護者も、生徒たち自身も、みんな力を合わせてこの問題に立ち向かっていかなければならない。共に若者の精神面、感情面や肉体面での健康を育むために必要な足場を作らなければならない。その法令には積極的同意に統一された定義や、大学のための総合的な手順やガイドラインが含まれている。州知事は7月に法案を通した。
新曲「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」でガガは、「貴方自身にそれ(性的暴行)が起きるまで、貴方は(それを経験した)私のこの気持ちは分からないわ」と歌う。今の時代を生きる若者にこそ、レディー・ガガがこの曲で発信するメッセージを感じて欲しい。
■商品情報
レディー・ガガ「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」デジタル配信中