<レポート>2013年12月27日 青山CAY公演

2014.01.07 TOPICS

日時:2013年12月27日 青山CAY

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単身渡米し、ホセ・ジェイムズのバックバンドを務めるなど約10年間にわたりニューヨークを拠点に活動をしている日本人ジャズ・トランペッターの黒田卓也が凱旋帰国。
12月27日に青山CAYで、自身のバンドを率いて単独公演を行った。

日本人としては初となるアメリカ本国のジャズの名門ブルーノート・レーベルと直接契約を果たし、2月5日にそのメジャー・デビュー作『ライジング・サン』の発売を控えているだけあって会場には多くのファンが足を運んでいた。

“黒田卓也&Aces”としたイベント名の通り、彼と親交の深いミュージシャンとDJが集い、2013年最後の金曜に最高にホットなライヴを繰り広げた。
たまたま同じタイミングで来日していたホセ・ジェイムズのバンドメンバーであるトロンボーン奏者のコーリー・キングが急遽参加、会場が一気にヒートアップする。

1stのセットでは最新作からファンキーなビートの効いたミドルチューンの「ピリ・ピリ」と、彼のメロディセンスが光る至極のバラード「サムタイム、サムホエア、サムハウ」を演奏。
数々の海外ミュージシャンとセッションを繰り広げてきた彼の経験から滲み出る繊細かつ力強いトランペットの音色にオーディエンスも魅了されていた。
1st終了後は、ホセ・ジェイムズのヒット曲「プロミス・イン・ラヴ」を手掛けたDJ MITSU THE BEATSがクールなジャズ、ヒップホップ、ブレイクビーツ系トラックをプレイし、イベントに花を添える。

2ndでは冒頭を飾るアルバムタイトル曲「ライジング・サン」、アフロ・ビートが印象的なクールで熱くファンキーな「マラ」と「アフロ・ブルース」、
そして、彼が大好きなロイ・エアーズのカヴァー曲「グリーン・アンド・ゴールド」と「エヴリバディ・ラヴズ・ザ・サンシャイン」のメドレーをプレイし、大盛況で幕を閉じた。
ライヴ終演後も最後までDJ MITSU THE BEATSがプレイし、2013年最後の週末の夜を締めくくった。

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1st SET
1. Grappa
2. Jafro
3. Piri Piri
4. Somewhere, Sometime, Somehow 
5. Six Aces

2nd Set
1. Rising Son 
2. Mala 
3. Green and Gold/Everybody loves the sunshine 
4. Afro Blues 
5. For All we know