BIOGRAPHY
1996年、雲井雅人を中心に、共通の発音コンセプトを重視した美しいハーモニーを実現するために結成。2000年12月、三鷹市芸術文化センター風のホールにてデビュー・コンサートを開催。2002年、デビュー CD「マウンテン・ロード」。 2004年、2nd CD「チェンバー・シンフォニー」。2007年、上海およびアメリカ各地でコンサート・ツアーを行った。2008年、「レシテーション・ブック」、「むかしの歌」の2枚のCDをリリース。2009年10~11月、オーティス・マーフィーとの全国ツアーを開催。2010年、その模様を収めたDVD「オーティス・マーフィー×雲井雅人サックス四重奏団ジャパンツアー2009」(レコード芸術誌準特選)をリリース。2012年6月、ノースウェスタン大学にて公演。同年9月には、銀座ヤマハホールにて、作曲家マスランカ氏を招き第10回記念リサイタルを開催。2013年5月、ジャパンバンドクリニックでコンサートと講演を行う。
○ソプラノ・サクソフォーン 雲井 雅人 (写真:中央左)
1957年、富山県生まれ。国立音楽大学を経てノースウェスタン大学大学院修了。その間、第51回日本音楽コンクール、第39回ジュネーヴ国際音楽コンクールで入賞した。1984年、東京文化会館小ホールでリサイタル・デビュー。オーケストラのソリストとしては、1991年、サントリーホールで、井上道義指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団と共演した。以後ソリストとして、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、北京中央楽団(中国)、ソルノク市立交響楽団(ハンガリー)などと共演している。2005年、「サイトウキネン・フェスティバル in 松本」に参加。2007年、インディアナ大学にてマスタークラス開催。2013年、「香港国際サクソフォンシンポジウム」で教授を務める。ソロCDに「ドリーム・ネット」、「シンプル・ソングズ」(レコード芸術誌特選盤)がある。大室勇一、フレデリック・ヘムケの各氏に師事。尚美学園大学、国立音楽大学各非常勤講師。「なにわオーケストラル・ウインズ」メンバー。
○アルト・サクソフォーン 佐藤 渉 (写真:中央右)
1975年、東京都生まれ。1994年、シンシナティ音楽院入学。1996年、北アメリカ・サクソフォーン・コンペティション第3位入賞。在学中コンチェルト・コンペティションに2度優勝し、同校フィルハーモニック・オーケストラおよびウィンド・シンフォニーと共演。1998年、同校コンテンポラリー・ミュージック・アンサンブルとポルトガル・ツアーを行う。同年、ノースウェスタン大学大学院に入学。在学中コンチェルト・コンペティションに優勝し、同校フィルハーモニック・オーケストラと共演。1999年、同大学院修了。2012年より「サイトウキネン・フェスティバル in 松本」に参加。サクソフォーンを彦坂眞一郎、須川展也、リック・ヴァンメーター、フレデリック・ヘムケ、雲井雅人の各氏に師事。帰国後は東京エリアでフリーランスの奏者として、ソロ、室内楽、オーケストラなどで演奏活動を行うかたわら、吹奏楽団の指導にもあたっている。ソロCDに「Saxophone Recital」がある。「東京吹奏楽団」、「なにわオーケストラル・ウインズ」各メンバー。
○テナー・サクソフォーン 林田和之 (写真:右)
1973年、京都府生まれ。尚美学園短期大学を経て1997年、東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマ・コース修了。1998年、ベルギーのディナンで行われた第2回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて第6位入賞。王立ワロニー室内オーケストラとコンチェルトを共演する。また同年、主宰する「フェロー・サクソフォーン・カルテット」が青山財団より「バロックザール賞」を受賞。1999年、第16回日本管打楽器コンクール・サクソフォーン部門において第1位入賞。2000年、NHK-FMリサイタルに出演。2004年より「サイトウキネン・フェスティバル in 松本」に参加。作曲家・久石譲のレコーディングやツアーにも数多く参加。ソロ、室内楽の演奏のかたわら、オーケストラ内のサクソフォニストとして、新日本フィルハーモニー交響楽団にしばしば登場している。ソロCDに「Lessons of the Sky」がある。サクソフォーンを雲井雅人氏、室内楽を服部吉之・真理子夫妻に師事。尚美学園大学および東京ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ・コース各非常勤講師。「なにわオーケストラル・ウインズ」メンバー。
○バリトン・サクソフォーン 西尾貴浩 (写真:左)
1973年、北海道生まれ。1996年、愛知県立芸術大学卒業。在学中、同大学定期演奏会および卒業演奏会に出演。1998年、東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマ・コース修了。同年、メンバーである「フェロー・サクソフォーン・カルテット」が青山財団より「バロックザール賞」を受賞。1999年、東京文化会館新進音楽家デビュー・コンサート・オーディションに合格。2002年、ベルギーのディナンで行われた第3回アドルフ・サックス国際コンクールにおいてセミ・ファイナリスト。2012年より「サイトウキネン・フェスティバル in 松本」に参加。現在、東京エリアでフリーランスの奏者として、ソロ、室内楽、オーケストラなどで演奏活動を行っている。作曲家・久石譲のレコーディングやツアーにも数多く参加。サクソフォーンを雲井雅人氏、室内楽を菅原眸、中川良平、村田四郎の各氏および服部吉之・真理子夫妻に師事。「東京吹奏楽団」、「銀河管弦楽団」、「なにわオーケストラル・ウインズ」各メンバー。