商品紹介
ECM録音第2弾。100年の時を経て紡がれる点と線!
フランス作品、とりわけメシアン作品では高い評価を得ています。ECM第1弾となった前作では、ラヴェル、メシアン、武満徹の作品を収録し、美しい音色と知性溢れる演奏で多くのファンを魅了しました。
4年ぶりのECM録音となる今作は、ドビュッシー晩年の名作「練習曲」に、21世紀に書かれた細川俊夫のエチュードをはさんだ異色のアルバム。葛飾北斎など、日本の芸術に魅了されたドビュッシーと、フランス音楽の影響を色濃く受けた細川作品。児玉桃は、およそ100年の時を経て書かれた作品を組み合わせることで、これらの作品に潜む親和性を見事に引きだしています。細川俊夫のエチュードIII~VIは児玉桃が世界初演しています。
曲目
クロード・ドビュッシー:12の練習曲/細川俊夫:エチュード I-VI ピアノのための
ドビュッシー:
1
組み合わされたアルペジオのために(練習曲 第11番)
細川俊夫:
2
点と線 (エチュードII)
ドビュッシー:
3
4度のために(練習曲 第3番)
細川俊夫:
4
書(カリグラフィー)、俳句、1つの線(エチュードIII)
ドビュッシー:
5
6度のために(練習曲 第4番)
細川俊夫:
6
2つの線(エチュードI)
細川俊夫:
10
歌、リート(エチュードVI)
ドビュッシー:
11
5本の指のために(チェルニー氏による)(練習曲 第1番)
12
和音のために(練習曲 第12番)
13
装飾音のために(練習曲 第8番)
細川俊夫:
14
あやとり、2つの手による魔法(呪術)、3つの線(エチュード IV)
ドビュッシー:
15
半音階のために(練習曲 第7番)
細川俊夫:
16
怒り(エチュードV)