きのこ帝国『桜が咲く前に』ミュージックビデオ本編YouTubeで公開!
昨日4月29日に、きのこ帝国メジャーデビューシングル『桜が咲く前に』が発売され、先日発売に先駆け2つのバージョンのティザー映像も公開されたが、本日ミュージックビデオ本編が遂にYouTubeで公開された。
今回のミュージックビデオは、『「桜が咲く前に」が前作シングル「東京」の10年前を紐解く楽曲』と言うことに感銘を受けた、数多くのアーティストのMV等を制作してきた島田大介氏が脚本と監督を務め、島田氏が「劇映画用に温めていたプロットと、この2曲の歌詞がシンクロした」と言うところからスタートした。
さらに、島田氏に賛同したスタッフ陣も豪華な面々となっており、ディレクターには菅井高志氏、撮影には新進気鋭のフォトグラファーである奥山由之氏、衣装には雑誌や広告、数多くのアーティストのスタイリングの他、今夏公開の細田守監督最新作「バケモノの子」の衣装も手掛けた伊賀大介氏といった豪華スタッフを迎え制作された。
小さな画面のフィルム映像や16:9の少女のみの映像、また“東京”にいる男性の神妙な面持ちが何を意味をしているのか、また『東京』のMVにも登場した“あの場所”も収録されているなど、『東京』と今作『桜が咲く前に』2曲の世界観が見事な情景で表されている作品となっている。
-島田大介氏 コメント-
前からきのこ帝国の噂はいろんなところから聞いていたので、ビデオの話をいただいて本当に嬉しかったです。
佐藤さんとの話の中で、この曲は前作シングル「東京」の10年前を歌ったものだと聞きました。
自分が考えていた劇映画用のプロット(もちろん彼女が経験した事とは少し違ってますが)と、これらの歌詞の世界とは、お互い呼応するようにシンクロしていきました。
なによりバンドのもつ魅力が全てだと思っています。
こういう吸引力は今の時代のミュージシャンにはすごく大事ではないでしょうか。 (島田大介)