商品紹介
デビュー25周年記念シングル!!
泣ける歌に飽きたら聴いてくれ!!! こんな時代だからこそ、かっこつけようぜ!!
珠玉の名曲「MODERN TIME」他 未発表LIVE音源 特別収録!!
※M3,M4 Live at NHK Hall 2006 7.1 Savannah Night~Club Jungle~
◆Liner Notes◆
デビューしてから25年、吉川晃司はひたすら走り続けてきた。決して現状に満足せず、停滞せず、安住せず、流されず、逃げず、そして諦めず。目の前に壁が立ち塞がっていたら、迂回するのではなくて、真正面からぶつかって突破していく。谷底に転落したら、何度でもはい上がっていく。それが彼のやり方なのだ。石に例えるならば、傷だらけになっても、決して砕け散ることのない、天然の物質の中で最も硬いダイヤモンド。彼の音楽人生をひとつのフレーズに集約するならば、“ライク・ア・ローリング・ダイヤモンド”といったところだろうか。
ニューシングル『傷だらけのダイヤモンド』は25周年の第1弾作品にふさわしく彼の音楽性と人間性の魅力を凝縮した作品に仕上がった。疾走感と開放感とを備えたギターサウンド全開のロック。
「暗いニュースの多いご時世には癒し系、慰め系の音楽が蔓延するんだろうから、だったら自分はあえてその逆に行こうと思ったんですよ。ロックな姿勢を自分に課していきたいという意識もあった。息が上がるくらい激しいアップテンポの曲を作りたかった。でもちょっと早すぎましたね(笑)。自分のシングルとしてはこの25年間で最速なんじゃないかな(笑)」
25年間、活動してきたからといって、枯れたり、円熟したりするのではなくて、最速のシングルをリリースするところも彼ならではだろう。この曲の中には転がり続ける感覚までもが封じ込められている。
「ピンボールの玉が思いっきり弾かれて、ガラスの板が割れて、外に飛び出してしまった感じ、予測不能、制御不能なところも自分らしいのかなって」
ダイナミックでありながらロマンティック。エネルギッシュでありながら、切なさもにじむ。つまり“これぞ吉川晃司!”と拍手を贈りたくなるような作品なのだ。と同時に、この新作からは彼の成長の跡もはっきり見えてくる。サウンドもより強靱かつソリッドになっているし、歌声もさらにシャープになっていて、歌詞が深く強く刺さってくる。
「言葉をあまり詰め込みすぎないようにして、ひとつひとつの言葉をしっかり伝えるということは意識していました」
作詞家の松井五郎氏と何度も話し合いながら、完成させたという歌詞には彼の人生哲学や美意識がダイレクトに反映されている。
「どこにも混ざろうとしない意志、どこにも属さない意志を持ったヤツを渋谷や新宿の雑踏の中に置いたら、そいつはどうするんだろうかなとか、色々と考えながら作っていたんですよ」
70年代のテレビドラマ『傷だらけの天使』や『木枯らし紋次郎』、沢田研二のヒット曲『サムライ』などにもインスパイアーされたと彼は語っている。はみだし者ではあっても、やさぐれるのでなはくて、立ち向かい、時代に風穴をあけていく。そんな主人公の姿がこの歌からも見えてくる。
「転がって傷ついたとしても、その傷によってダイヤモンドが汚れてしまうということではないんですよ。むしろ傷がついたことによって、見たこともないような光り方、輝き方をするんじゃないかなって。現実的にはありえないだろうけれど、そういうダイヤモンドがあってもいいんじゃないかと思っています」
転がり続けるダイヤモンドのスピードはさらに増している。ということは破壊力も増しているということである。体にはさらに深い傷が刻まれるかもしれない。が、その傷の痛みすらもがいつかは歌に変換されていくはずだ。そしてその歌はまばゆい光を放って、闇を照らしていくのだろう。
長谷川 誠
泣ける歌に飽きたら聴いてくれ!!! こんな時代だからこそ、かっこつけようぜ!!
珠玉の名曲「MODERN TIME」他 未発表LIVE音源 特別収録!!
※M3,M4 Live at NHK Hall 2006 7.1 Savannah Night~Club Jungle~
◆Liner Notes◆
デビューしてから25年、吉川晃司はひたすら走り続けてきた。決して現状に満足せず、停滞せず、安住せず、流されず、逃げず、そして諦めず。目の前に壁が立ち塞がっていたら、迂回するのではなくて、真正面からぶつかって突破していく。谷底に転落したら、何度でもはい上がっていく。それが彼のやり方なのだ。石に例えるならば、傷だらけになっても、決して砕け散ることのない、天然の物質の中で最も硬いダイヤモンド。彼の音楽人生をひとつのフレーズに集約するならば、“ライク・ア・ローリング・ダイヤモンド”といったところだろうか。
ニューシングル『傷だらけのダイヤモンド』は25周年の第1弾作品にふさわしく彼の音楽性と人間性の魅力を凝縮した作品に仕上がった。疾走感と開放感とを備えたギターサウンド全開のロック。
「暗いニュースの多いご時世には癒し系、慰め系の音楽が蔓延するんだろうから、だったら自分はあえてその逆に行こうと思ったんですよ。ロックな姿勢を自分に課していきたいという意識もあった。息が上がるくらい激しいアップテンポの曲を作りたかった。でもちょっと早すぎましたね(笑)。自分のシングルとしてはこの25年間で最速なんじゃないかな(笑)」
25年間、活動してきたからといって、枯れたり、円熟したりするのではなくて、最速のシングルをリリースするところも彼ならではだろう。この曲の中には転がり続ける感覚までもが封じ込められている。
「ピンボールの玉が思いっきり弾かれて、ガラスの板が割れて、外に飛び出してしまった感じ、予測不能、制御不能なところも自分らしいのかなって」
ダイナミックでありながらロマンティック。エネルギッシュでありながら、切なさもにじむ。つまり“これぞ吉川晃司!”と拍手を贈りたくなるような作品なのだ。と同時に、この新作からは彼の成長の跡もはっきり見えてくる。サウンドもより強靱かつソリッドになっているし、歌声もさらにシャープになっていて、歌詞が深く強く刺さってくる。
「言葉をあまり詰め込みすぎないようにして、ひとつひとつの言葉をしっかり伝えるということは意識していました」
作詞家の松井五郎氏と何度も話し合いながら、完成させたという歌詞には彼の人生哲学や美意識がダイレクトに反映されている。
「どこにも混ざろうとしない意志、どこにも属さない意志を持ったヤツを渋谷や新宿の雑踏の中に置いたら、そいつはどうするんだろうかなとか、色々と考えながら作っていたんですよ」
70年代のテレビドラマ『傷だらけの天使』や『木枯らし紋次郎』、沢田研二のヒット曲『サムライ』などにもインスパイアーされたと彼は語っている。はみだし者ではあっても、やさぐれるのでなはくて、立ち向かい、時代に風穴をあけていく。そんな主人公の姿がこの歌からも見えてくる。
「転がって傷ついたとしても、その傷によってダイヤモンドが汚れてしまうということではないんですよ。むしろ傷がついたことによって、見たこともないような光り方、輝き方をするんじゃないかなって。現実的にはありえないだろうけれど、そういうダイヤモンドがあってもいいんじゃないかと思っています」
転がり続けるダイヤモンドのスピードはさらに増している。ということは破壊力も増しているということである。体にはさらに深い傷が刻まれるかもしれない。が、その傷の痛みすらもがいつかは歌に変換されていくはずだ。そしてその歌はまばゆい光を放って、闇を照らしていくのだろう。
長谷川 誠