「ロアー~最強ガール宣言!」のMVの監督達が撮影現場を語る
ケイティ・ペリーのニュー・シングル「ロアー~最強ガール宣言!」のミュージック・ビデオで監督を務めたGrady HallとMark Kudsiがビデオについて語りました。撮影はロサンゼルス郊外のアルカディアにあるLos Angeles County Arboretum(ロサンゼルス郡樹林植物園)で、3日間にわたり行われたのだそうです。撮影についてGrady Hallは次のようにコメントしています。
「ケイティは何事にも挑戦したよ。たとえば、“生きている本物のタランチュラは大丈夫?”と心配して聞くと、“ヘイ、顔の上にだって載せられるわよ!”って感じで。木の蔓を使った綱渡りも、平然と木の上に登っていったし、滝の上にも立ったし、全く迷いがなかったね。元々このビデオは、『ケイティ・ペリー:ジャングルの女王』というシンプルなアイディアからスタートしたんだ。そこから広がっていったんだよ」。
また、Mark Kudsiは次のようにコメントしています。
「昔の低予算映画みたいにしたかったんだ。映画『ジャングルの女王(Sheena, Queen of the Jungle)』とか、Bettie Pageのピンナップみたいな感じにね。もしケイティがアマゾンで遭難したら、彼女はどうやって生き残るだろう? そんなことを、できる限りビッグで野心的に考えた。これは誰もができるビデオではない。ケイティだからできたんだ」。
加えてGrady Hallは、本物の生きた動物を起用した現場について語りました。
「映画『ターザン』の要素を4分間に詰め込もうとしたんだよ。撮影現場にはアニマル・トレーナーがいて、本物のトラの起用に向けた安全を保つためのミーティングも行なった。背後に何かを隠してはいけないとか言われたよ。そうすると、ハンターと間違われてトラに襲われるそうだ。正直、複雑な心境だったね」。