7/18(月)にミニライブ&サイン会を開催。プリンスとの出会いのキッカケとなった名曲「ステイ・ウィズ・ミー」を含む計6曲を100人のファンの前で披露。

2016.07.19 TOPICS

ブルーノートの新たな歌姫、キャンディス・スプリングスのミニライブ&サイン会が7月18日(月)に開催された。海の日に相応しく晴天となったこの日、家族連れやカップルで賑わう代官山のランドマーク、蔦屋書店のイベントスペースにはキャンディス・スプリングスを一目見ようと100人の観客が集まった。

定刻である14時ぴったりに登場したキャンディス・スプリングス。ジャジーなピアノイントロで始まり演奏されたのは、ジェシー・ハリス作曲であり、デビュー・アルバム『ソウル・アイズ』のリード曲「トーク・トゥ・ミー」。現在、全国27局のFM局でパワープレイを獲得中であるこの曲が演奏されると、彼女の登場を待ちわびていた観客の顔からは早くも笑顔がこぼれた。

「トーク・トゥ・ミー」に続いては「ジョン・コルトレーンが作曲した私の大好きな曲よ。」と紹介されたアルバムタイトル曲「ソウル・アイズ」、そして、「この曲のカヴァーをYouTubeに投稿して、その映像をプリンスが見てくれたの。」と彼女が語るプリンスとの出会いのきっかけとなったサム・スミスの名曲「ステイ・ウィズ・ミー」がそれぞれ熱演された。ジョン・コルトレーンやサム・スミスといった時代・音楽性が異なるアーティストの楽曲を自身のレパートリーとしてカヴァーする点は、まさに名門ブルーノートが生んだニューヒロインと呼ぶに相応しいアーティストと言えるだろう。

その後、アルバム収録曲の「プレイス・トゥ・ハイド」、キャンディス自身が「ノラ・ジョーンズのファーストアルバムに入っていて、とても影響を受けたの」と語るジャズ・スタンダード曲「ザ・ニアネス・オブ・ユー」、ロバータ・フラックの名曲「ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソー・ユア・フェイス」を披露し、計6曲が演奏されたミニライブは大盛況のうちに幕を閉じた。ミニライブ終了後はアルバム購入者限定のサイン会が行われ、キャンディスにとって初めて日本のファンとふれあうエキサイティングな時間となった。

9月8日(木)から10日(土)の三日間には初来日公演の開催が決定しており、今後もますますの活躍が期待されるジャズ・ソウル界の新星、キャンディス・スプリングスから目が離せない。

Omi 2824