<ライブレポート>ソロ・コンサート「海宝直人 IN CONCERT」東京公演終了。
12月10日(月)に、Bunkamuraオーチャードホール(東京)にて、ミュージカル界の若きプリンス、海宝直人のソロ・コンサート「海宝直人 IN CONCERT」東京公演が行われた。
1月30日にいよいよ待望のファースト・ソロ・アルバムのリリース(ウォルト・ディズニー・レコードレーベル、発売元ユニバーサルミュージック)を目前に控え、また、日生劇場で公演がスタートしたばかりの話題の音楽劇「道」に出演中、来年2月からはミュージカル「イヴ・サンローラン」の主演が控えるなど、まさに乗りに乗っている海宝直人のコンサートということで、満場の2,000人を超える観客の声援に迎えられ、コンサートがスタートした。
アルバムの内容にリンクするように、アルバム収録楽曲から「Out There」「Someday」や「Santa Fe」など、有名曲がセレクトされ、また、海宝自身の一年の活動を振り返り、今春共演した坂東玉三郎氏のコンサートテーマ「愛の讃歌」や、初の海外公演となったポーランドで歌った「Natalie」といった名曲も次々に演奏されていく。また、「ママがサンタにキスをした」など、この時期ならではのとっておきのクリスマスソングも披露。バンドマスターを務める森亮平とは、レコーディングやコンサートを通じて何度も共演しており、息もぴったり。
初のソロアルバムについては、「自分にしか歌えない歌」をセレクトしたいという強い気持ちを結実させたアルバムということで、そういった思いをこめたレコーディングのエピソードや近況などのトークもはさみながら「次回はまた夏ごろにここに戻ってきたいなぁ、と思っています・・・」と集まったファンに期待を持たせて終演。全18曲、2時間以上に及ぶコンサートを通して、海宝直人の表現力、存在感、そして成長著しいボーカルの力を十分に堪能できる時間となった。
また、この日、アルバムの中に2曲収録されるデュエット曲のパートナーが、歌手・女優の咲妃(さきひ)みゆであることも発表された。10月にシアターオーブで行われた、ミュージカルスターが集う「THE GREATEST MUSICAL CONCERT」で初めて共演した際に、そのハーモニーの相性の良さが認められ、今回レコーディングでもデュエットをつとめることとなった。
咲妃みゆ ユニバーサルミュージック公式サイト
https://www.universal-music.co.jp/sakihi-miyu/