ジャスティン・ビーバーとベニー・ブランコ、制作過程を紐解く「Lonely」解説ビデオを公開!

2020.10.28 TOPICS

2020年10月22日にジャスティン・ビーバーとベニー・ブランコがニュー・シングル「Lonely」をリリースした後、楽曲やミュージック・ビデオの制作過程を紐解いた動画「Justin Bieber, benny blanco - The Making of ‘Lonely’ | Vevo Footnotes」が公開されました。ジャスティンとベニー、そしてビリー・アイリッシュの兄でプロデューサーのフィニアスによって書かれた新曲に関する解説を、日本語訳とともにお楽しみください。

 


 

「Lonely」は、ベニー・ブランコ、フィニアス、ジャスティン・ビーバーによって書かれた楽曲です。

ビデオは、ジャスティン・ビーバーの幼い頃を演じる、俳優ジェイコブ・トレンブレイのシーンからスタートします。彼は、ジャスティンが「マイ・ワールズ・ツアー」で実際に着用した衣装を着て登場します。

元々このビデオは、ジャスティン自身が鏡を覗き込んだ後、空っぽのステージへと移動するというシナリオがありましたが、ジャスティンのアイデアによって、ジェイコブがキャスティングされました。

 

「アイデアを話し合う為にみんなで集まった時、僕は人生で始めてジャスティンの経験した状況について深く考えてみたのだけれど、深い悲しみの念に駆られた。彼が孤独による悲しみを感じたことは間違いないと思う。若い男性アーティストとして、美しくも奇妙な旅を経験していただろうし、『全てを持っていて、夢を叶えている人』という風に周囲から見られるのは、死ぬほど孤独なことだからね。」ーーフィニアス

ベニー・ブランコがジャスティンと共に楽曲制作を行ったのは、2009年にリリースされたジャスティンのアルバム、『マイ・ワールド』に遡ります。

また2015年にベニーは、ジャスティンとエド・シーランとともに「Love Yourself」を作詞しました。

「すごくパーソナルな楽曲だから、リリースするべきかどうかを巡って、ジャスティンとは長い間話し合った。彼がこの曲を歌う間、感極まって涙するのを見たよ。耐えられなくなってしまったようで…。でも、そんなところこそ、僕がジャスティンを愛する理由なんだ。きっと、みんながジャスティンを愛する理由だよね、彼は生身の人間なんだ。」ーーベニー・ブランコ

「正直言って、完成した曲を聴くことは僕にとって辛いものがあった。人生のチャプターを乗り越えるのに、どれだけ苦労したかを思い出してしまうからね。」ーージャスティン・ビーバー

 

ビデオはベニー・ブランコの友人で、彼の最新ミュージック・ビデオ「Eastside」を手掛けた、ジェイク・シュライアーが監督しています。

「ジェイコブは素晴らしい俳優であり、ジャスティンが曲の中で表現しているような名声の最前線にいる若い人物。僕らはそんな事実こそ、ストーリーを次のレベルへと押し上げてくれると考えた。」ーージェイク・シュライアー

「誰しも時に死ぬほど孤独に感じることがあると思う。みんな、いつもスーパーマンを演じて感情を抑えて強くなろうとしているけど、必要な時にはマントを脱いで、巨大なティッシュ代わりに使ってもいいんだ。」ーーベニー・ブランコ

「僕のような立場にいる人が弱さを見せるということは、とてもパワフルなこと。だからこそ僕は、この曲がとてもパワフルな力を持つと信じているんだ。僕がこういった経験をした際に、それを声に出せたら良かった。このストーリーを伝えらることの素晴らしさは、みんなが辛い経験をしている時に、声に出すことを後押しできるかもしれないということなんだ!」ーージャスティン・ビーバー