CD

グラウン:オペラ・アリア集 [直輸入盤]

ユリア・レージネヴァ Julia Lezhneva

フォーマットCD
組み枚数1
レーベルDecca
発売元ユニバーサルミュージック合同会社
発売国チェコ共和国
録音年2016年9月
録音場所ケルン、ドイチュラント放送カンマームジークザール
指揮者ミハイル・アントネンコ
演奏者ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
楽団コンチェルト・ケルン

商品紹介

知られざるグラウンのオペラに新鋭ソプラノ、レージネヴァが新風を吹き込む

カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759)はハッセと同時期のドイツの作曲家。1714年、兄のヨハン・ゴットリープにつづいてドレスデンの十字架教会合唱団に加わり、ライプツィヒ大学に学籍を置いたと言われていますが、詳しくはわかっていません。1725年、グラウンはブラウンシュヴァイク・ヴォルフェンビュッテル大公のアウグスト・ヴィルヘルムの宮廷でテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌唱の他に作曲も職務として課され、1735年までに6つのオペラを作曲。その他オラトリオなどの宗教作品も含めて精力的に作曲活動に取り組み、ハッセの作品と並んで広く知られるようになります。1740年にフリードリヒ2世がプロイセン王に即位すると、グラウンは宮廷楽長の地位を与えられ、宮廷楽団の統率、王立ベルリン歌劇場のためのオペラの作曲および上演が課せられ、多くのオペラを作曲しました。また受難オラトリオ「イエスの死」は、バッハの「マタイ受難曲」がメンデルスゾーンにより蘇演されるまで、ドイツでは受難節に広く一般的に演奏されたオラトリオでした。後期バロック音楽から古典派音楽への過渡期に活躍し、その作風にはギャラント様式による繊細な表現、旋律美の追究など、18世紀中ごろのドイツにおける新しい音楽思潮が反映されています。2015年英国ロイヤルオペラの来日公演でツェルリーナ役で「ドン・ジョヴァンニ」に出演したロシアの新星ソプラノ、ユリア・レージネヴァ。2013年にデッカ・デビュー盤としてリリースされた「アレルヤ~4つのモテット集」は大絶賛を浴び、ドイツの権威あるECHO KLASSIK AWARDSで声楽部門のベスト・ニュー・アーティスト賞を受賞しています。デッカへの3枚目のアルバムとなる当盤では、現在ではほとんど演奏される機会のないグラウンの歌劇に新しい息吹を吹き込んでいます。トラック12を除き世界初録音となる、作品的にも希少価値の高い一枚です。

曲目

カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):

1

歌劇《オルフェオ》より「Sento una pena」

2

歌劇《アウリスのイフィゲニア》より「Sforzero d'avverso mare」

3

歌劇《コリオラーノ》より「Senza di te, mio bene」

4

歌劇《アルミーダ》より「La gloria t'invita」

5

歌劇《ミトリダーテ》より「Piangete, o mesti lumi」

6

歌劇《チラ》より「Parmi, ah no! Pur troppo, o Dio!」

7

歌劇《ロデリンダ》よりシンフォニア

8

歌劇《オルフェオ》より「Il mar s'inalza e freme」

9

歌劇《オルフェオ》より「D'ogni aura al mormorar」

10

歌劇《チラ》より「No, no di Libia fra l'arene」

11

歌劇《アルミーダ》より「A tanti pianti miei」

12

歌劇《ブリタニコ》より「Mi paventi il figlio indegno」

発売日
2017-04-14
価 格
オープン・プライス
品 番
483-1518

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