来日公演レポート:2/15 Billboard Live TOKYO
最新作を引っ提げての登場となった、ホセ・ジェイムズ日本来日公演。
2/12大阪、2/14,15東京で行われた公演は、全公演ソールドアウトで大きな盛り上がりをみせた。
東京公演最終日2月15日(金)、ビルボード東京でおこなわれた公演はアルバムの反響もあり会場は満員のオーディエンスで埋め尽くされ、心待ちにしていたファンの期待感が漂っていた。
まずは、タクヤ・クロダ(tp)、コーリー・キング(tb)、クリス・バウワーズ(p/key)、ソロモン・ドーシー(b)、リチャード・スペイヴェン(ds)のバンドメンバーのみが登場。彼らだけでのイントロダクションから今日のショーはスタートした。
そしてデジタルで先行配信された「イッツ・オール・オーヴァー・ユア・ボディ」に曲は続き、大歓声に包まれホセが登場し、ショーの幕明けにふさわしい甘く官能的な歌声を披露。
インディ・ザーラと共演したエスニックな楽曲「ソード+ガン」と続き、新作でのヒットシングル「トラブル」を演奏すると観客のボルテージもさらに大きくなる。演奏後、ホセはMCで先日グラミー賞Best R&B Albumを受賞したブルーノートのレーベルメイトであるピアニストのロバート・グラスパーに祝福の言葉を送り、NYの老舗クラブのヴィレッジ・ヴァンガードで彼と共作して生まれた「ヴァンガード」を演奏、クールで妖艶なホセの歌声はオーディンエンスを釘づけにしていた。
そして、ここで今回のツアーのゲスト・シンガーであるエミリー・キングを迎え入れ、ホセもギターを持ち、エミリー作の「カム・トゥ・マイ・ドア」、「へヴン・オン・ザ・グラウンド」を演奏、相性ピッタリの2人の優しい歌声とハーモニーに会場は温かい空気に包み込まれていた。エミリーはステージを後にし、最後に「ドゥ・ユー・フィール」を演奏。
ゴスペル調の叙情感溢れるナンバーで、熱く力強いパフォーマンスに大きな声援が飛び交った。
アンコールでは、DJ MITSU THE BEATSと共作した以前から根強い人気を持つ極上のメロウ・チューン「プロミス・イン・ラヴ」で会場の熱は最高潮に達し、ショーの幕は閉じた。
2013年2月15日(金) 1st セットリスト
Intro
It’s All Over Your Body
Sword + Gun
Trouble
Vanguard
Come to My Door feat. Emily King
Heaven on the Ground feat. Emily King
Do You Feel
(写真提供)Billboard Live TOKYO