第64回グラミー賞で史上3位の11部門ノミネート、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を含む最多5部門を受賞という快挙を成し遂げたジョン・バティステが、今回ノミネートされた7曲のコンピレーション・アルバム『Jon Batiste: The Nominated Collection』を配信リリースした。

アルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得した『ウィー・アー』と『ソウルフル・ワールド オリジナル・サウンドトラック』から厳選した7曲を収録。ジャズ、クラシック、R&B、ソウルなどあらゆるジャンルを横断する才能を存分に感じられる内容になっている。

また、「ベスト・ミュージック・ビデオ」を受賞した「フリーダム」のメイキング動画も公開されている。

『Jon Batiste: The Nominated Collection』

♪LISTEN

「この曲は7月4日の独立記念日に書いたんだ。まずタイトルを先に決め、その後は自然と曲が出来ていったんだ。歌詞は、普遍的な意味での自由を思い描いたものになっている。」

「これは、縛られていたものを解き放ち、感謝と賛美の気持ちを込めて腕を上げるという発想から生まれたものなんだ。僕はニューオーリンズのセント・オーグスティン高校に通っていたけれど、そこは歴史的なマーチング・バンドでとても大切な学校だ。そのマーチング・バンドはビデオにも出演していて、高校時代を思い出したよ。撮影の合間には音楽が流れ、ダンサーがトランプをして遊んだり、ミュージシャンがホーンでリフを吹き鳴らしたり、古き良きブラック・クックアウトのような雰囲気があったね。」