ヴァイオリンの女王ムターのために作曲したヴァイオリン協奏曲と映画音楽を収録した新作をリリース!
映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズが、友人であるアンネ=ゾフィー・ムターのために作曲した新曲「ヴァイオリン協奏曲第2番」と、新たに編曲された映画テーマ曲3曲を収録したアルバムが発売されることが決定した。
ジョンとムターは、ムターの元夫で指揮者/ピアニスト/作曲家の故アンドレ・プレヴィンを通して知り合い、2017年にジョン作曲の「マーキングス」をムターが初演して以来度々共演、『アクロス・ザ・スターズ』(2019)、『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』(2020)の2つのヒット・アルバムへと繋がった。
アルバムには、ムターのために新たにアレンジされた『ロング・グッドバイ』のテーマ、『スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲』から「ハン・ソロと王女」、『レイダース / 失われたアーク《聖櫃》』から「マリオンのテーマ」の3曲の映画音楽がカップリングされている。
なお、本日よりヴァイオリン協奏曲第2番の「第2楽章:ラウンズ」が先行配信スタートとなった。
「アンネ=ゾフィーのために協奏曲の作曲を依頼されたとき、世界最高の芸術家のために作曲できる素晴らしい機会だと思いました。既に素晴らしいヴァイオリン協奏曲は沢山ありますから、もちろん大きなチャレンジでした。」
「シンデレラ・リバティのテーマを録音したとき、彼女のジャズに対する卓越した感覚を知りました。そこで、協奏曲の冒頭にソロ・ヴァイオリンの即興的なフレーズを書いたら、彼女は完璧に弾きこなしたのです。まさにアンネ=ゾフィーについての作品としか言いようがありません。」- ジョン・ウィリアムズ
「ジョン・ウィリアムズに協奏曲を作曲してもらうことは、私の生涯の夢でした。」
「私はずっとジャズが好きだったので、ヴァイオリンの最初の入りがジャズの自由さを持っていることを知ったときは特に嬉しかったです。最初は技術的な難しさに圧倒されました。しかし、ロックダウン中に毎日取り組むうちに、この曲はとても大切な友となりました。この素晴らしい音楽を深く探求し、創作過程の一部を感じることができたこと、ジョンが作曲し楽譜を改訂する際に話し合い、彼がいかにヴァイオリンを愛しているかを知ることができたのは貴重な体験でした。」- アンネ=ゾフィー・ムター
『ムター・プレイズ・ジョン・ウィリアムズ』 ジョン・ウィリアムズ、アンネ=ゾフィー・ムター
発売日:2022年6月3日
品番:UCCG-45052 定価:¥3,080
MQA CD / UHQCD(MQA:88.2kHz/24bit)
<収録曲>
ヴァイオリン協奏曲 第2番
1.第1楽章:プロローグ
2.第2楽章:ラウンズ
3.第3楽章:ダクティルズ
4.第4楽章:エピローグ
映画音楽集 アンネ=ゾフィー・ムターのための新編曲
5.『ロング・グッドバイ』のテーマ
6.『スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲』から ハン・ソロと王女
7.『レイダース / 失われたアーク《聖櫃》』から マリオンのテーマ
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ボストン交響楽団
指揮:ジョン・ウィリアムズ
録音:2021年9月・10月 ボストン、シンフォニー・ホール