★これまでジョン・レノン、ハリー・ネルソン、エルヴィス・プレスリーなどの伝記映画を作り定評のあるジョン・シェインフェルド監督の最新作はなんとジョン･コルトレーンの伝記映画で今年の4月にNYにて先行上映された『Chasing Trane: The John Coltrane Documentary』のBD。

■本ドキュメンタリー映画は11月6日にアメリカPBSにて先行放映予定、本BD発売日の11月17日以降LAにあるグラミー博物館では新しくジョン･コルトレーン展覧会がスタート。今年はBlue Noteに唯一残されたコルトレーンの名盤『Blue Train』が発売されて60周年！
■本映画はコルトレーンの人柄、情熱、さまざまな挑戦、実践、出来事がどのようにコルトレーンの人生、革新的なサウンドを動かしたかを追ったドキュメンタリー。コルトレーン家の協力の下、最近ガレージで見つかったこれまで不出のホーム・ムーヴィーやバンドのスタジオ時の写真、ＴＶ出演映像などもふんだんに使用されている。
■コルトレーンと演奏経験のあるソニー・ロリンス、マッコイ・タイナー、ベニー・ゴルソン、ジミー・ヒース、レジー・ワークマン、さらにコルトレーンのクリエイティヴなヴィジョンと恐れなき芸術性にインスパイアを大いに受けてきたミュージシャンたち、コモン、カマシ・ワシントン、ザ･ドアーズのジョン・デンスモア、ウィントン・マルサリス、カルロス・サンタナ、ウェイン・ショーターら、さらに元アメリカ大統領ビル・クリントンや哲学家ドクター・コーネル・ウエストなどがコルトレーンについて語るシーンも登場･コルトレーンは整然ＴＶでのインタビューは一切受けていないが、この映画の中では彼が紙媒体の取材時でのインタビューで答えた言葉などをデンゼル・ワシントンの声で聞くことができ、コルトレーンは生き生きと描かれている。
■約43分のボーナス映像を収録。ボーナス映像は『Painting Trane』のジャケットを描いているアーティストRudy Gutierrezをフィーチャーした部分、『Brain on Coltrane』農家学者Dr. Charles Limbによるコルトレーンの脳のプロファイル、『A Conversation with Rudy Van Gelder』コルトレーンが最も信頼を置いていた録音エンジニアルディ・ヴァン・ゲルダーへの訪問映像などをフィーチャー。