“トリオ・タペストリー” の新作リリースを発表！
現代テナー・サックス界の最高峰に立つジョー・ロヴァーノが、2019年に『Trio Tapestry』でデビューした”トリオ・タペストリー”の3作目をリリースすることを発表、アルバムのタイトルトラックの配信がスタートした。
各ジャズ評で絶賛を受けたデビュー・アルバム『Trio Tapestry』、2枚目『Garden of Expression』(2021) では、強烈な集中力が際立つ彼らならではの、新鮮かつ美しい室内楽的ジャズが確立された。
2年ぶりとなる本作『Our Daily Bread』も、広々とした叙情的なアプローチで、深いリスニングと集中力がこれまで以上に拡張されている。優雅で流動的な曲や浮遊するバラードが、まさに魂の歌のように感じられる作品。
「本作は音楽の神秘的な世界を投影する表現のリズム・スピリットによって推進されています。」(ライナーノートより)
ピアニストのマリリン・クリスペルは、現代の室内楽とコルトレーン以降の即興演奏の両方の感性でのオーケストレーションを。10代の頃からロヴァーノと親交があるドラマーのカルメン・カスタルディは、シンバルの詩的なタッチで音楽を彩り、ジョーと同様にゴングから花のような響きを引き出している。
プログラムの中盤、ロヴァーノがチャーリー・ヘイデンへのトリビュートとして、ブルージーな「ワン・フォー・チャーリー」をテナー・ソロで演奏しているのも聴きどころ。
Joe Lovano Trio Tapestry『Our Daily Bread』
デジタル&輸入盤：2023年5月5日(金)リリース
