「ピーナッツ」生誕70周年記念、PEANUTS 70th ANNIVERSARY プレイリストが公開!
2020.10.02 TOPICS
はじまりは、1950年10月2日。アメリカの新聞でコミックの連載がスタート。
それから70年、国も世代も飛び越えてずっと愛されて続けている[ピーナッツ]の仲間たち。
世界でいちばん有名なビーグル犬のスヌーピー、
丸頭の男の子チャーリー・ブラウン、ルーシー、ライナス、シュローダー・・・。
この愛すべきコミックの生誕70周年を記念して、60年代から70年代にかけて初放映されたTVアニメ版「ピーナッツ」スペシャル・シリーズの音楽を担当した西海岸のジャズ・ピアニスト/作曲家のヴィンス・ガラルディによるピーナッツ関連アルバム全4作品が10月14日に高音質なUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)にてリリースされる。
60~70年代のアニメ版「ピーナッツ」作品の音楽を手掛けているのは西海岸のジャズ・ピアニスト、ヴィンス・ガラルディ。”Cast Your Fate to the Wind “という曲が大ヒットし、1963年にグラミー賞の最優秀オリジナル・ジャズ作曲賞を受賞している。
1964年、ベイエリアのテレビ・プロデューサー、リー・メンデルソンは、「ピーナッツ」の生みの親であるチャールズ・M・シュルツと彼のコミックのヒーローであるチャーリー・ブラウンについてのドキュメンタリーの制作に着手し、その音楽をガラルディに任せた。しかし、当時のネットワーク・プログラマーの気まぐれのために、映画 「チャーリー・ブラウン」(原題:“A Boy Named Charlie Brown” は放送されることはなかった。それにもかかわらず、1964年にドキュメンタリー・サウンドトラックがリリースされたことで話は前進。ガラルディの作曲は、シュルツの魅力的で不朽のキャラクターたちのキャストの背景を見事に描いていたのである。このオリジナル録音のトラックには、今では有名になった「ライナス&ルーシー」が含まれており、この曲は1年後には、『スヌーピーのメリークリスマス』のサウンドトラックでゴールデンタイムのテレビ番組にも登場、いまや「ピーナッツ」アニメーションのスタンダード曲となっている。
この曲を初めて聴いたときのことを、メンデルソンはこう語る。「ガラルディのスコアがなければ、ここまで長く愛されるフランチャイズにはならなかったと確信しています」。それからの10年間、ガラルディは数多くのピーナッツTVスペシャルのスコアを担当するようになった。
ガラルディの音楽は “現代の生活の一部になった”―1976年に早逝した時、47歳のピアニストは、他のジャズ・ミュージシャンが夢見ていた目標を達成した。毎年「スヌーピーのメリークリスマス」が放送されるたびに、彼のレガシーは増え続ける。彼のすぐに認識できる音楽は、「ピーナッツ」の仲間たちと共に何十年にもわたって新しい世代を喜ばせ、鼓舞し続けるのだ。
「ピーナッツ」生誕70周年を記念し、オフィシャルPEANUTS70周年スペシャルサイトもオープン!
https://www.snoopy.co.jp/70th/
そしてPEANUTS 70th ANNIVERSARYプレイリストも公開!ぜひ「ピーナッツ」コミックと共にこのプレイリストを聴きながら70周年をみんなで祝おう。
■プレイリスト情報
PEANUTS 70th ANNIVERSARYプレイリスト