デビューから45年以上、ジェイムス・テイラーついにビルボード200にてついに全米No.1に!!!
新作『ビフォア・ディス・ワールド』で初の全米アルバム・チャートNo.1を獲得!
45年間、待ちに待ったといえるだろう。
今なお精力的にライヴ活動を続ける伝説のシンガーソングライター、ジェイムス・テイラーが6月16日にコンコード・レコーズより全米リリース(日本では6月17日に発売)されたアルバム『ビフォア・ディス・ワールド』で初の全米アルバム・チャートNo.1を獲得した。-テイラーが初めてビルボード200チャート入りしたのは、1970年3月14日に発表された『スウィート・ベイビー・ジェイムス』でその時から45年以上が経つ。
本作は、Nielsen Musicによると発売初週にて97,000枚アルバム相当のセールスを上げた。純粋なアルバム・セールスは96,000枚。
2002年発表の前作『オクトーバー・ロード』は初週154,000枚のセールスを上げ、初登場4位、ついに本作で初登場1位を獲得となった!
現在のビルボード200チャートは、2014年12月からCDやレコードなどのフィジカル売り上げ、ダウンロードなどのデジタル売り上げに加え、オンデマンド型ストリーミング再生回数、さらにアルバム収録曲単体のデジタル・セールスも反映されるようになり、よりリアルに全米での人気の分かるウィークリー・アルバム・チャート。
テイラーの初チャート・インから初No.1までにかかった年数は、1970年8月29日にデビュー・アルバム『黒い安息日』で初チャート入りしたブラック・サバスが2013年にアルバム『13』で全米No.1を獲得した43年を超えたが、初のチャート入りが1957年2月23日の『トニー』で2011年10月8日に『デュエッツⅡ』で初のNo.1を獲得したトニー・ベネットの54年待ちとまではならなかった。
また、テイラーはこれまで11作品もの作品がTOP10入りを果たしているが、その点でテイラーを超えているのは、2008年に『Home Before dark』でニール・ダイアモンドで初めてNo.1を獲得するまでに14作品がTOP10入りを果たしている。
テイラーがNo.1を獲得するまでのチャート実績を上回る他の人気アーティスト達もいるが、まだ1位を獲得できてはいない・・・。たとえば人気ロックバンドRUSHやイージー・リスニング界の巨匠レイ・コニフはこれまでTOP10入りを果たしているアルバムが12枚とその数は首位タイだが、No.1は獲得できていない。
数多くのTOP10アルバムを世に出しつつもまだNo.1を獲得していないアーティストには10枚のアルバムがTOP10入りを果たしているスティング、ザ・フー、そして9枚のアルバムがTOP10入りしている311、ブラッド・ペイズリー、ブルックス&ダン、KISS、シェリル・クロウなどがいる。
テイラーはアルバムでNo.1を獲得したのは今回が初だが、ビルボードHot 100(シングル・チャート)では1971年7月31日に「きみの友だち」でNo.1を獲得済。Hot 100にチャート・インした曲は21曲にも上る。
―ジェイムス・テイラー・オフィシャルHPよりー
<商品情報>
ビフォア・ディス・ワールド
UCCO-1157 [SHM-CD]
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70年代アメリカのシンガーソングライター・ブームを牽引し、今でもボブ・ディランと並び、精力的にライヴ活動を続けている67歳、ジェイムス・テイラーのなんと13年ぶりとなるスタジオ・アルバムが遂に登場!