ジェシー・プロジェクト最終作リリース決定!日本で撮影・制作したMVも公開!
8月の来日公演や星野源さんとのサマーソニックでの共演も話題を呼んだジェイコブ・コリアーが、新作『ジェシー Vol. 4』のリリースを発表した。
新作『ジェシー Vol. 4』は、2018年からスタートさせた「ジェシー・プロジェクト」四部作のフィナーレを飾る作品。グラミー賞を3度受賞、アルバム・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされた過去三作で探求された音楽的な要素も反映させつつ、人間の感情を表現するという部分にコンセプトが置かれている。今や代名詞となったコンサートでのオーディエンス・クワイアのように、人間の声の力を祝福するような内容となっており、世界各国のアーティストや音楽を網羅した、まさにプロジェクトの集大成となる一枚。
「5年前、自分ひとりで始めた音楽の旅をきっかけに、4作にも及ぶコラボレーション・アルバムという大きな夢を持って、僕は音楽と人生について最も偉大なヒーローだちから学ぶという壮大な冒険に旅立ったんだ。そして今回の『ジェシー Vol. 4』は、あらゆる意味で僕が30年かけて作り上げたアルバムと言える。この作品は僕にとって、世界各地のミュージシャンと作り上げた、人間への祝福のようなものなんだ。この実験の集大成として、10万人のオーディエンス・クワイアのようにこのアルバムの核心を成すサウンドを見つけることが出来たと思う。僕の声はまわりの人々の声と同じだし、みんながこの音楽というタペストリーの一部だということ。そして何よりも、このアルバムを作ることで、人生は魔法に満ちているということを思い出すことが出来たんだ。」
ブランディ・カーライルをフィーチャーした第1弾SG「Little Blue」は、冒頭のキャッチーなメロディが強い印象を残すバラードで、昨年来日時の限定イベントで世界初披露された楽曲。
ゲスト・ヴォーカルには、グラミー賞を3度受賞しているブランディ・カーライルを迎え、ワールド・ツアーで観客と録音したオーディエンス・クワイアもフィーチャーされいる。また、カナダの若き逸材レノン・ステラがコーラスで、ノルウェーのレジェンド・マルチ奏者であるスティアン・カルステンセンがペダル・スティールで参加している。
「この曲はとても素晴らしく、ジェイコブは世代を超えた才能の持ち主です。恥ずかしくなるほどいつも彼のことをチェックしているし、心が折れそうになるほど美しい彼の音楽を研究していますが、今回自分が彼の創作の一部になれるなんて、素晴らしい運命のいたずらです」- ブランディ・カーライル
MVは、ジェイコブの希望で日本にて伊藤聖也監督によって撮影・制作された。折り紙やペーパークラフトで出来た世界で、ジェイコブが海や森の中をさすらうというユニークな内容になっている。楽曲の世界観を美しく表現し、日本らしさも散りばめられている。
また、アルバムのアートワークは、複雑で幻想的なガラス彫刻やコラージュ作品で知られるブルックリンのアーティスト、ダスティン・イェリンが担当している。
「Little Blue (feat. ブランディ・カーライル)」