BIOGRAPHY
ジャック・リー/Jack Lee (guitar)
「ジャックは韓国から生まれた最も重要なミュージシャンの一人だ。私は彼の音楽の大ファンであり、彼は本当に素晴らしいギタリストだ」 - パット・メセニー
ジャズ界のトップ・アーティストたちとの共演やレコーディングを通じて、故郷の韓国・ソウルはもとより、アジア全域にジャズを広めた第一人者であり、30年以上にわたり今日のジャズ界をリードしてきた韓国で最も知られた世界的ジャズ・ギタリスト。
ルーツはアジアの伝統にしっかりと根ざし、テクニックと感性はニューヨークでの学校生活と経験によって磨かれた。
韓国のソウルで生まれたジャックは、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベックといったロック・ギター・ヒーローのサウンドを吸収した後、パット・メセニー、ラリー・コリエルといったジャズ・ギタリストのサウンドに出会う。17歳でアメリカを訪れ、その後コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを専攻する一方、有名な放送局WKCR-FMでDJとして活躍。幅広いジャズ音楽に触れ、NYの有名なクラブでジャズの生ける伝説を直接体験し、エミリー・レムラー、ビル・コナーズ、ジョン・スコフィールドといった著名なギタリストたちから直接学ぶこともできたという。
卒業後、プロのミュージシャンとなったジャックは、世界中の一流アーティストと共演し、NYのジャズ・シーンにその名を刻み始めた。
これまでパット・メセニー、ボブ・ジェイムズ、ハーヴィー・メイソン、リー・リトナー、ボブ・ミンツァー、デイヴ・グルーシン、トニーニョ・オルタ、カサンドラ・ウィルソン、クリス・ボッティ、渡辺香津美、アール・クルー、ラリー・コリエル、ダニー・ゴットリーブ、マイク・ブレッカー、チコ・フリーマンなど、今日の音楽界を代表する多数アーティストたちと共演、ツアー、レコーディングを行ってきた経験を持つ。これまで16枚のアルバムをリリース(ワーナー・ミュージック、ポリグラム、EMI、トゥルースペース)している。
ネイザン・イースト/Nathan East (bass guitar)
チャートを席巻したコンテンポラリー・ジャズ・グループ、フォープレイの創設メンバーであるイーストが初めてブレイクしたのは16歳の時で、バリー・ホワイトのツアーに同行することになった。次に電話が鳴ったときは、クインシー・ジョーンズからだった。その後も電話は鳴り続け、この40年間、イーストはエリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、マイケル・ジャクソン、フィル・コリンズ、ホイットニー・ヒューストン、ビヨンセ、バーブラ・ストライサンド、スティーヴィー・ワンダーといった伝説的なアーティストたちとヒット曲を生み出し、世界的活躍を続けている。
彼のジャンルを超えたグルーヴは、アンドレア・ボチェッリの『パッシオーネ』やダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』といった2枚のヒット・レコードに参加していることからもわかるように、世界的な音楽コミュニティへの貢献が評価され、連邦議会議事録にも認定された。