Biography

青森市出身 作曲家 / ボサノヴァ・ギタリスト / 音楽プロデューサー
ソロアーティストとして、ソロプロジェクト Moose Hill として、ボサノヴァユニット naomi & goro として、ボサノヴァ・フィーリングを感じさせる、緻密な構築力と心地よさを兼ね備えた楽曲で、ロック、クラシック、ミニマルといったジャンルを横断しながら、独自の音楽世界を探求。その独特なハーモニーから「コードの魔術師」と称される。
坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏との共演や、ブラジルのミュージシャンとの親交も深く、ジャキス&パウラ・モレレンバウムとの共演は海外でも話題を呼んだ。
映画『桜のような僕の恋人』、『思い、思われ、ふり、ふられ』の音楽や、Netflixドラマ『君に届け 3RD SEASON』の劇中歌とエンディングテーマ、NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』の音楽など、数多くの映像作品の劇伴音楽も手がける。
音楽プロデューサーとしての近年の作品は、原田知世『カリン』、『恋愛小説4~音楽飛行』などがある。
フジテレビ「ヨルタモリ」での共演をきっかけに知り合った能町みね子と、2024年にユニットを結成。また、詩人の平出隆、建築家の青木淳とゼミナール《Crystal Cage College》を不定期に行うなど多方面で活動している。
2013年、『ゲッツ/ジルベルト』50周年を記念したトリビュート『ゲッツ/ジルベルト+50』がブラジルディスク大賞1位を受賞。
2015年、伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム『ランデヴー・イン・トーキョー』がブラジルディスク大賞2位を受賞。
2017年、伊藤ゴローアンサンブル『アーキテクト・ジョビン』がハイレゾ音源大賞1位、ブラジルディスク大賞2位を受賞。
2021年1月、東京都「アートにエールを!ステージ型」に採択された映像作品『RIO ⇄ TOKYO GORO ITO BOSSA NOVA EXPERIMENT〜dedicate to João Gilberto & Antônio Carlos Jobim』をYouTubeに公開。