アトランティック、モータウンの次はブルース/R&R/ソウルの名門チェス・レコード。名盤50タイトル、すべて\1,000でリリース
2013.12.13 TOPICS
アトランティック、モータウンといったブラック系名門レーベルのオリジナル・アルバムが\1,000均一で発売され、音楽ファンを中心に好評を博しているが、その勢いを受け今回新たにシカゴの名門チェス・レコードの名盤50タイトルが登場。
この¥1,000盤シリーズ、誰もが知っている超有名盤に加え、世界初CD化や日本初CD化を含むレア盤もラインナップされているところが売りの一つ。
チェスと言えば、チャック・ベリー、ボ・ディドリーといったロックン・ロールのオリジネイターや、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、サニー・ボーイ・ウィリアムスン、
リトル・ウォルター、バディ・ガイなど、ブルースのレジェンド達が所属していたことで有名だが、実はそれ以外の良作も多く残しており、例えばドゥワップのフラミンゴスやムーングロウズによる作品や、フィル・アップチャーチも参加したベン・ブランチによるゴスペル・アルバム、
ブッカー・T&MGズで有名な「リンキー・ディンク」のオリジナルを収めるデイヴ・ベイビー・コルテスのラウンジーなオルガン・インスト作はいずれも世界初CD化となる。
また、屈指の女性ソウル・シンガーであるエタ・ジェイムス、ローラー・リー、キム・トリヴァーや、ジャジーでフォーキーなSSWテリー・キャリアーのオリジナル・アルバムも、
これまで入手困難だった作品。さらにはカーティス・メイフィールド、ウォー、クール・アンド・ザ・ギャング、グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス、
ジミー・ウィザースプーンが参加した珍盤、『ブラック・コーカス・コンサート』も含まれている。
もちろん、先に挙げたチャック・ベリーやマディ・ウォーターズなどビッグ・ネームの代表作も用意されているので、これからブルースやR&Rの奥深き世界に突入しようというビギナーにも安心だ。