BIOGRAPHY

2009年イタリアのテレビ局の番組「Ti lascio una canzone」でそれぞれソロとして出演していた3人の若者、イニャツィオ・ボスケット(1994年生まれ)、ピエロ・バローネ(1993年生まれ)、ジャンルカ・ジノーブレ(1995年生まれ)が番組のディレクター兼クリエーターから3大テノールのようなユニットを作るというアイデアのもとグループが結成。番組の第4シーズンでグループとして初めて「オー・ソレ・ミオ」をパフォーマンス。それを見ていたイタリアの大物ミュージシャン/プロデューサーであるトニー・レニスの目に留まり、アメリカのレーベルとゲフィン・レコードと契約し、イタリア人グループとして初めてアメリカのメジャーレーベルと直接契約したアーティストとなった。

2010年に正式にグループ名を「イル・ヴォーロ」として11月30日にイタリアで先行してデビュー・アルバム『Il Volo』をリリースし、アルバムチャート6位を獲得。
翌年の2011年4月12日に全世界デビューし、アメリカでは「アメリカン・アイドル」「トゥナイト・ショー」「グッド・モーニング・アメリカ」等の大型メディア番組に出演したこともあり、全米アルバムチャート10位、クラシックアルバムチャート1位を獲得。その他ベルギー、フランス、ドイツ、ニュー・ジーランド、オランダでもトップ10入りを果たす。
2011年に『IL VOLO』のスペイン語ヴァージョンがリリースされ、メキシコで6位、全米ラテンポップアルバムチャートで1位を獲得、ラテングラミー賞で2部門ノミネートとなった。

2012年11月にはセカンド・アルバム『We Are Love』を発売。三大テノールの一人であるドミンゴや、イタリアの大スターであるエロス・ラマゾッティが参加したこのアルバムも全米クラシックアルバムチャート3位と好評を博し、2013年に発売したスペイン語ヴァージョンは、前作続いて全米ラテンポップアルバムチャートで1位を獲得。同年10月に発売したクリスマス・アルバム『The Christmas Album』は全米ホリデーアルバムチャートと全米クラシックアルバムチャートにて1位を獲得した。

2015年にはイタリア代表としてユーロビジョンコンテストに出演して3位を獲得。その後もリリースやツアーなど精力的に活動を続けている。

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