バート:J.マイケル・フィンレイ
アメリカ、アーカンソー州出身。中学時代に歌と演技を始める。シカゴのルーズベルト大学時代に役者としてのキャリアを本格的にスタートさせ、数々の舞台に出演。2014年にブロードウェイでレ・ミゼラブルに出演し、ジャン・バルジャンを演じた。映画出演は本作が初めてになり、撮影終了後にはまたブロードウェイに戻りミュージカル「Elder Cunningham in Book Of Mormon」に出演。2018年にはロンドン公演にも出演した。プライベートでは野球のセントルイス・カージナルズのファン。
アーサー:デニス・クエイド
1954年生まれ、アメリカ、テキサス出身。「ヤング・ゼネレーション」(79)「ライト・スタッフ」(83)での演技で注目をあび、「エデンより彼方に」(2002)ではニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞を受賞。「The Special Relationship」(2010/TV)で演じたビル・クリントンで、エミー賞やゴールデングローヴ賞にノミネートされた。近年では「アメリカン・クライム・ストーリー」「僕のワンダフル・ライフ」がある。また、デニス・クエイド&the Sharksというバンドでボーカルとギターを務めている。俳優のランディ・クエイドは実兄。
シャノン:マデリン・キャロル
1996年生まれ、アメリカ、カリフォルニア出身。3歳でモデルデビューすると、幼少期から数多くのコマーシャルに出演。映画デビューは「ストレンジャー・コール」(ホラー/2006)。その後も「バイオハザードⅢ」、ケビン・コスナー主演の「チョイス」等に出演。敬虔なクリスチャンで、子供を救う非営利団体のゾーイ・インターナショナルへの寄付、そして毎週火曜には家族と共にホームレスに食事を提供する活動をしている。
スコット(プロデューサー):トレース・アドキンス
1962年生まれ、アメリカ、ルイジアナ州出身。カントリー・シンガー。1996年デビュー。現在までに累計1000万枚以上のアルバムセールスを誇っている。負傷兵士のプロジェクト(WWP)や国際赤十字(Red Cross)のスポークスマンでもあり、7回ものUSO(米国慰問教会)ツアーを行っている。俳優としてもコンスタントに活動しており、「リンカーン弁護士」(2011)「バーニング・オーシャン」(2016)等に出演。本作はアーウィン兄弟と組んだ2作目の映画である。
監督:アーウィン兄弟
アメリカ、アラバマ出身のアンドリュー・アーウィンとジョン・アーウィン兄弟。主に宗教に関わる映画を監督している。彼らのキャリアは、10代の時に故郷アラバマ州でスポーツ専門チャンネルEPSNでのカメラマンからスタートした。その後、CMやミュージックビデオ、メジャー・アーティストのライブやドキュメンタリー等の制作を数多く手がけ、ついには3年連続でGMAダブ・アワードを受賞するまでになった。長編映画監督デビューは2014年の「October Baby」で、今作は彼らにとって4作目の監督作になる。